インスタグラムのインフルエンサー活用事例と方法とは

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インスタグラムのフィードで誰かがすごいことを成し遂げたり、思い切り楽しんでいる様子を見せたりしながら、新商品やブランドを紹介する動画やスライドショー。私たちはつい見てしまいます。

インフルエンサーマーケティングは、デジタルマーケティング戦略の分野で急速にプレゼンスを高めています。RhythmOne社の調査によると、インフルエンサーマーケティングを使ったプロモーションにおける平均エンゲージメント率は2015年の1.50%から2016年には2.01%と、33%増加しました。そして、2017年には8.20%と、前年の4倍になりました。インフルエンサーエンゲージメントの拡大で、インスタグラムが最も功績の大きなチャネルとなっています。

インスタグラムのインフルエンサーが人気を高めている理由の一つは、インスタグラムの機能性の高さにあります。プラットフォームは使いやすく、キャンペーンも比較的低コストで展開でき、月間アクティブユーザー数は10億人に上ります。インスタグラムは従来型広告が参入時に直面する典型的なバリア(コストや複雑さ)を排除し、信頼性の高いソースを通してブランドをオーディエンスに紹介します。インスタグラムのインフルエンサーが消費やサービスを紹介すると、オーディエンスはまるで友人から個人的に勧められているような感覚になります。消費者にとって非常に強い影響力があると言えます。
また、インスタグラムではオーディエンスの注意を引くために、個々の画像、スライドショー、またはショートビデオを活用できます。(以前の単一画像と比べて)このようなオプションの広がりは、企業に多くの選択肢を提供します。

他のチャネルはインフルエンサー活用プラットフォームとして下降の傾向に

Snapchat、YouTube、Twitterは、インフルエンサーマーケティングのプラットフォームとしてのけん引力を失いつつあると言えます。2017年には86%のマーケターがSnapchatの利用を前年より縮小し、92%のマーケターがインスタグラムの利用を前年より拡大する計画だと報告しました。もしまだインスタグラムをマーケティングチャネルとして活用していないのなら、デジタル戦略へ組み込むことを検討する価値は十分にあることでしょう。インスタグラムインフルエンサーの活用は、マーケティング業績を大幅に向上させる可能性のある手段となり得ます。そのメリットを見てみましょう。

ブランド認知度の(急速な)向上

すべてのデジタルマーケターにとって、ブランド認知度の向上は最優先事項です。あらゆる業界の大小さまざまな企業が、常に新たなオーディエンスに商品やサービスを知らせる方法を模索しています。インスタグラムインフルエンサーの利用は、ブランド認知度を効果的かつ急速に向上させる手段となります。ほんの数人のインフルエンサーを通して何百万人ものユーザーにリーチでき、また商品やサービスに合ったインフルエンサーを選ぶことで、特定のオーディエンス層をターゲットにすることもできます。参入時のバリアが排除されたことで、キャンペーンを展開して手早くオーディエンスとつながることがインスタグラムでは可能となります。

英国のフィットネスアパレルブランドGymsharkは、インスタグラムインフルエンサーを利用して認知度を上げることでブランドを築き上げました。同社の戦略は非常にシンプルで、広く、強い支持者を持つアスリートの発掘に注力し、条件に合った人物を見つけ、スポンサーになりました。それと引き換えに、アスリートにGymsharkの商品を着てブランドについて投稿してもらい、プロフィールにブランドのウェブサイトリンクを貼ってもらいました。この方法は非常に効果的であることが証明されています。2012年に設立されたこのブランドは、今や131か国に顧客を持つまでに成長しました。


Gymsharkのインスタグラム投稿イメージ

ダイレクトセールスの促進

インスタグラムインフルエンサーの利用は、ダイレクトセールスの促進において非常に有効なツールとなります。ツイッターによると、ユーザーはインフルエンサーが勧める商品を、友人からの勧めと同じように信用するといいます。一部の業界では、友人以上に信用するといっても良いでしょう。
この戦略は販促用の割引コードと組み合わせることもできます。各インフルエンサーに固有の割引コードを作ることで、その人物が売上げに与える影響を計り、また、割引コードを期間限定にすることで、切迫感も生まれます。これはすぐに散乱するフィードのなかで非常に重要なことです。信頼性のあるリコメンデーションと切迫感の組み合わせがフォロワーを支持者に、そして顧客へと変えていきます。
時計ブランドのダニエルウェリントンも、インスタグラムインフルエンサーがいかに効果的かを示す例です。同社の売り上げは4年で2億2,000万ドルに達しました。創立者のフィリップ・タイサンダーは従来型広告を拒み、インフルエンサーを活用して主にインスタグラムのみで会社を成長させました。ブランド認知度向上に集中するかわりに、インフルエンサーを使ってダイレクトセールに注力したのです。


ダニエルウェリントンのインスタグラム投稿

アルゴリズム制限の回避策

デジタルマーケティングやSEOの世界にいる私たちにとって、アルゴリズム更新はなじみ深いものです。インスタグラムもインスタグラムもここ数年の間にアルゴリズムを何度か変更しており、それは大きな影響を与えています。ユーザーはフィード表示が時系列でなくなったことについて不満を訴え、一部の企業はリーチに制限がかかったとの懸念を示しました。
インフルエンサーと連携するのは、このようなアルゴリズムやリーチ制限による混乱を回避するのに非常に役立ちます。企業ではないインフルエンサーは、企業に与えられる制限の対象ではないからです。

また、インフルエンサーは多くの支持者を集める努力をしています。インスタグラムのアルゴリズムによって評価される、一貫性と関連性を持った質の高いコンテンツを投稿することで、オーディエンスを拡大しています。インフルエンサーをパートナーに持つことで、企業は自社アカウントだけの場合より、さらに広いオーディエンスへのリーチが可能になります。これは特に、インスタグラムで独自に多くの支持者を獲得するためだけに資源を割くことができない小規模なビジネスにあてはまります。

検索パフォーマンスの向上

インスタグラムインフルエンサーがどのように検索パフォーマンスの向上に影響するのでしょうか。数あるSEOの要素のうち、内部リンクおよび外部の被リンクが重要であることは広く知られています。グーグルは対象サイトへのリンクの数と質の両方を考慮します。質の低いリンクを多く使うというのは長い間成功していません。しかしオーソリティーと質の高いリンクを確保するのは非常に困難でもあります。ここで使えるのがインスタグラムです。
インフルエンサーを慎重に選択すれば、支持者の多いパートナーを持つことになります。グーグルや他の検索エンジンはインフルエンサーのサイトを高オーソリティーだと考えるでしょう。インフルエンサーが企業サイトへの、またはそこからのリンクを使用することで検索順位が上がり、さらに、そのサイトのコンテンツが他の高オーソリティーサイトに露出されることも有益な効果です。それらのサイトがコンテンツをシェアすれば、より質の高い被リンクを獲得でき、検索パフォーマンスは向上します。

新たな機会の発掘

インスタグラムインフルエンサーとの連携は、より幅広いコンテンツ戦略の構築につながります。このような連携から、最もオーディエンスの心をつかむものは何か、という価値のある識見を手に入れることができます。インフルエンサーがコンテンツをシェアしたときのオーディエンスの傾向を見出すことで、それまで気付かなかった機会を発見できるのです。オーディエンスとインフルエンサーのやり取りを観察すれば、オーディエンスのニーズをより的確に把握することが可能になります。

インフルエンサー自身が価値のあるインサイトを提供することもよくあります。彼らは自分たちのオーディエンスをよく理解していて、どのようなコンテンツが効果的か、またはそうでないかを知っています。またターゲットオーディエンスが気にすること、不安に思うことも把握しています。このようなインフルエンサーとオーディエンスの関係を利用することで、需要に合ったコンテンツを作成することができます。

BtoCだけではなく、BtoBにもインスタグラムインフルエンサーは有効

インスタグラムにおけるインフルエンサーの利用は、BtoCやEコマース向けという傾向が強い一方、BtoBブランドにも利用機会はあります。様々な業界がソーシャルメディアを利用しているため、「ダウンタイム」にある顧客をターゲットに、セールス感を抑えてブランドを紹介することも可能です。
例えば、自社のアナリティクス・プラットフォームを使ってデジタルマーケティングのインフルエンサーが作成した、見栄えの良いデータレポートを見せたり、SEOの専門家に最新のSERPパフォーマンスレポートを共有したりすることで、ランキングの向上をハイライトしてもらうということが可能です。インスタグラムの膨大なユーザー数を考慮すれば、BtoBでも利用できる機会はあることでしょう。

正しいパートナーの選択

では、インスタグラムインフルエンサーの様々なメリットを理解し、実際にそれをデジタルマーケティング戦略に取り込むことを決定した場合、どのようにパートナーを選択したらいいでしょうか。正しいパートナーを見つけるのは一見難しそうですが、実はそうとは限りません。まずパートナーシップを始める前に、目的を明確にすることが重要となります。ブランド認知度を上げたいのであれば、多くのオーディエンスと幅広いリーチを持つ、ごく数人のインフルエンサーに絞る方が効果的です。エンゲージメントを高めたい場合は、数は少ないがエンゲージメント率の高いオーディエンスを持つ、より多くのインフルエンサーをパートナーにするというのが賢明でしょう。誰をパートナーとして選ぶにしても、大事なのは明確な目標と期待を設定することです。正しいパートナーを選ぶ際に考慮すべき要素をいくつか挙げてみます。

エンゲージメント

インスタグラムインフルエンサーには、高いエンゲージメント率が必要です。これは、フォロワーがインフルエンサーのコンテンツに注意を払い、アクションを起こしているということを意味するからです。エンゲージメント率は、フォロワー数に対する「いいね!」やコメント数を見ることで判断できます。多くのフォロワーがいても、「いいね!」やコメントの数が少なければ、そのアカウントのユーザーエンゲージメントは低いということになります。このようなアカウントは避けるべきです。
エンゲージメントの向上を焦点にしたい場合には、このポイントが特に重要となります。この場合、最も高いエンゲージメント率を持つインフルエンサーとのパートナーシップに努める必要があります。フォロワー数が大物のアカウントに比べて少かったとしても、エンゲージメントには代えられません。目標とするリーチを達成するためには、このようなインフルエンサーが複数必要となるでしょう。一般的に、アカウントのフォロワー数が多いほどエンゲージメント率は低くなります。


エンゲージメントを考慮

フォロワーのクオリティ

パートナーに選ぶインフルエンサーが、ターゲットオーディエンスに対して影響力を持っていることを確かめる必要があります。例えばフィットネスアパレルのブランドは、フィットネスインストラクターやアスリートをパートナーとすることで、ターゲットオーディエンスが信用する人物を通して彼らにリーチすることができます。フォロワーがこのようなインフルエンサーが発信するフィットネスアパレルに関する感想を信用すると想定するのは、合理的であると言えます。
フォロワーについて考慮すべきもう一つの要素は、彼らが実在のフォロワーであることを確かめることです。一部のインスタグラムユーザーはインフルエンサーになりたい一心で、アカウントを買ってフォロワー数の水増しを行っています。フェイクアカウント見分ける方法はいくつかあります。まず、フォロワー数は多いのに写真や投稿がないアカウントは怪しいでしょう。また、スパムらしき名前の非公開アカウントも疑うべきです。コメントの内容は関連性があり、筋が通ったものか、コメントの確認も必要です。もしフォロワー数の多いアカウントを持つ人物をパートナーにしようと考えているなら、無料や有料のツールを利用してフォロワーを審査することもできます。

コスト

インスタグラムインフルエンサーの活用は従来の広告手段に比べ、一般的に低コストですが、無料というわけではありません。インフルエンサーによってその料金は大きな差があります。多くのインフルエンサーは、商品やサービスを無料で受け取れば、進んで広告塔になってくれます。一定の料金を請求する人もいます。また、生み出したリードや売上げの数をベースに料金を決めるインフルエンサーもいます。フォロワー数と料金は比例します。両者にとって有益となる報酬に合意することが重要となります。

デジタルマーケティング戦略はビジネスによってさまざまで、正しい答えは一つではありませんが、インフルエンサーマーケティングに注力することで、それぞれの領域で重要なプレイヤーへと成長した企業が多くあります。インスタグラムインフルエンサーをデジタルマーケティング戦略に組み込むことを、今後ビジネス目標の達成のための手段として検討する価値はあるのではないでしょうか。

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