Google、モバイルファーストインデックスのテストを開始&AMPがフォームをサポート、ECサイトの色選択やメアド登録を可能に、他2選:Ginza SEOウィークリートレンド 2016/11/11

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大規模サイト向けコンテンツマーケティング&SEOツールを提供するGinzaMetricsが、日本と海外、とくにUSを中心として、コンテンツマーケティングやSEO情報、関係するプラットフォームのアップデート情報を毎週ご紹介するコーナー「Ginzaウィークリートレンド」。今週はGoogleから4選です。

  1. Google、モバイルファーストインデックスのテストを開始
  2. 米国2016上半期でデジタル広告予算の50%をリスティング広告に投下
  3. Google、モバイル検索結果にトップへ戻るボタンの表示をテスト中
  4. AMPがフォームをサポート、ECサイトの色選択やメアド登録を可能に

1.Google、モバイルファーストインデックスのテストを開始

公開日
Nov 04, 2016

発信元
Google Webmaster Central Blog日本語版

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概要

Googleは、モバイルファーストインデックスの実験を開始したことを、公式ブログで発表しました。

10月13日にGoogleのGary Illyes氏は、デスクトップとモバイルのインデックスを分離し、モバイルを優先することに言及していました。
参照:Google、モバイルページのインデックスを優先する変更を予告:Ginza SEOウィークリートレンド 2016/10/21

モバイルからの検索がデスクトップよりも増えている中で、モバイルを優先するのは自然な流れでしょう。モバイルファーストインデックスにより、ページのランキング決定、構造化データの把握、検索結果へのスニペット表示等において、モバイル版のコンテンツが使用されるようになるということです。

モバイルのインデックスが優先されることにより、ウェブマスターが取り組む必要がある項目について、公式ブログで下記を紹介しています。

  • レスポンシブデザイン動的な配信を行っているサイトで、主要なコンテンツやマークアップがモバイル版とデスクトップ版で同一である場合は、何も変更する必要はない。
  • 主要なコンテンツやマークアップがモバイル版とデスクトップ版で異なるようなサイトの設定を行っている場合、いくつか変更の検討が必要。
    • 構造化データ マークアップがデスクトップ版とモバイル版の両方で配信されるようにする。
    • 構造化データ マークアップの同一性を確認するには、構造化データテストツールにデスクトップ版とモバイル版の両方の URLを入力し、出力結果を比較する。
    • モバイルサイトへ構造化データを追加する際は、それぞれのドキュメント特有の情報に関係のないマークアップを大量に追加するのは控える。
    • robots.txtテスターを使用してモバイル版のコンテンツに Googlebotがアクセス可能であることを確認する。
    • rel=”canonical”リンク要素 を変更する必要はない。デスクトップとモバイルのそれぞれの検索ユーザーにとって適切な結果を表示するために、Googleはそれらのリンク要素を引き続き使用する。
  • Search Console でデスクトップ版のサイトしか確認していないサイト所有者は、モバイル版のサイトの追加および確認を行う。
  • デスクトップ版のサイトしか存在しない場合、Googleは引き続きデスクトップ版のサイトをインデックスする。モバイルユーザーエージェントを使用してアクセスする際も問題ない。

また、上記以外の項目に対しGoogle社員たちが回答しているQ&Aについて、海外SEO情報ブログで紹介しています。
Google、モバイルファーストインデックスの導入予定を正式発表。スマホ向けページを検索の評価対象に。SEOへの影響は?
Googleのモバイルファーストインデックスに関するQ&A第2弾

Googleは今後数カ月に渡って入念にテストをした上で変更を反映するとして、明確なリリース時期については触れていませんが、PCサイトとモバイルサイトとで、コンテンツやサイト構造が大きく異る(PCサイトに偏ったSEO対策を施している)場合は、早めに対策を検討し始めたほうが良さそうです。そうでない場合も、Googleからの情報をこまめにチェックしておくと良いかと思います。

2.米国2016上半期でデジタル広告予算の50%をリスティング広告に投下

公開日
Nov 1, 2016 at 3:46 pm

発信元
Search Engine Land

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概要

IABのInternet Advertising Revenue Reportによると、米国2016上半期のデジタル広告予算は、2015年上半期から19.1%増加の327億ドルに到達し、リスティング広告がその内の50%を占めているとのことです。

参照:
IAB Internet Advertising Revenue Report Conducted by PricewaterhouseCoopers (PWC)
2016 Internet Advertising Revenue Half-Year Report
Marketing Land:IAB: Mobile made up nearly half of $32.7 billion record internet revenues in first half of 2016

リスティング広告の内訳として、デスクトップの比率は2015年上半期の37%から27%に減少したものの、モバイル全体の広告出稿が30%から47%へ増加し、かつモバイルのリスティング広告が44%から48%に増加していることから、広告予算全体に占めるリスティング広告の比率が、昨年と同じ50%となっています。

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2016年上期と2015年上期の広告予算内訳(モバイル詳細内訳含む)

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2016年上期と2015年上期の広告予算内訳(モバイル含む全体)

AMP、モバイルファーストインデックスなど、モバイル重視の改善が続くGoogleですが、リスティング広告予算がモバイルにシフトしていることから、モバイル重視の傾向は、今後も強まっていくでしょう。

3.Google、モバイル検索結果にトップへ戻るボタンの表示をテスト中

公開日
Nov 4, 2016 AT 2:32 AM PST

発信元
The SEM Post

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概要

Googleは、モバイル検索結果に「トップへ戻るボタン」の表示をテストしている模様です。
ボタンの表示イメージは下記となっています。

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Googleモバイル検索結果のトップへ戻るボタンイメージ

「トップへ戻るボタン」は自社サイトで導入している企業が多いと思いますが、検索結果で表示されることにより、CTRに与える影響が考えられます。テストではオーガニック検索表示3位の箇所でボタンを表示していますが、ボタンが表示される箇所や、その下の箇所では、CTRが下がるかもしれません。まだテスト段階のため、ボタンの表示位置などは変わる可能性があります。

モバイルの場合、検索結果のUIの変更が検索トラフィックに与える影響は、画面が小さい分、デスクトップより大きいかと思います。PCでは、検索順位の変動の方が注目されがちでしたが、Googleがモバイル重視で改善を進めている中、UI変更によるCTRへの影響も、注意してチェックすることが重要になってきました。

4.AMPがフォームをサポート、ECサイトの色選択やメアド登録を可能に

公開日
Oct 31, 2016

発信元
ACCELERATED MOBILE PAGES PROJECT

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概要

AMP PROJECTサイトは、AMPがフォームをサポートすることを発表しました。
「amp-form」拡張機能を使用すると、<form> 要素と <input> などの関連要素を用いて AMPドキュメント内にフォームを作れるようになります。これにより、ECサイトで商品の色を選んだり、メールアドレス登録のためのフィールドを用意したりすることができるようになります。

参照:Google Developers Japan:AMP がフォームをサポート

AMP PROJECTサイトでは、2016年8月に、ECサイトのAMP化促進のためのコンテンツを公開し、TOPページヤカテゴリーページからAMP化することを推進していました。今回、フォームをサポートすることにより、商品詳細ページでの適用も進んでいくと考えられます。

参照:ECサイト向けのAMP対応コンテンツを公開:Ginza SEOウィークリートレンド 2016/09/02

AMPへのフォーム設置の実装要件詳細と例はこちらで確認いただけます。
https://www.ampproject.org/docs/reference/components/amp-form
https://ampbyexample.com/components/amp-form/

AMP化は、入力フォームなどといった動的機能の少ない、メディアなどが中心でしたが、今回の対応により、ECサイトの詳細ページなどでの利用検討が増えていくものと思われます。

Coming Soonカレンダー

既にGinzaウィークリーでも取り上げた内容もありますが、日が迫ってきているものを取り出しました。直近のスケジュール立てにお役立てください。

年初? ペンギンアップデート(第7回の記事
2016/1/8,9 Google コアアルゴリズムアップデート(第11回の記事
2016/1/16,17 Google コアアルゴリズムアップデート(その2)
2016/2/9,10 米国その他でGoogle モバイルサイトの順位変動?(第15回の記事
2016/2/25 AMP対応のニュースページがGoogleのモバイル検索結果に表示開始(第7回第17回の記事)
2016/2/16- Google 検索結果に星レビューが非表示になるバグ(第18回の記事)
2016/5/12 Google、モバイルフレンドリーの検索結果への反映を強化(第20回の記事
2016/9/23 Google、ペンギンアップデートを更新、今後はリアルタイムアップデートへ(第46回の記事
2017/1/10 Google、モバイル検索のインタースティシャル表示の評価を下げるアルゴリズムを更新(第41回の記事

Pick UP:今週のテーマと合わせて読みたいGinzaブログ

Ginzaウィークリートレンド バックナンバー

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