シリコンバレーの一部で注目されるunSEXYカンファレンスとは?

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シリコンバレーでは、サービスやプロダクトそのものを「Sexy」と表現することがあります。
シェアやソーシャル、インタレストマッチやGPSなどの、今風な要素を含めたBtoCサービスの中で、いい感じで急速にスケールしそうなものを「Sexy」ということが多いようです。

この「Sexy」と対極にあるのが、エンタープライズ向けのプロダクトであり、退屈だったり、スケールしづらいと言われます。

そんな中、この8月に500startupsがunSEXYカンファレンスを開催しました。

Sexy or unSexy? なエンタープライスサービス

BtoBサービスは一般に想定されるユーザーはセグメントされ、また「世界を変える!」みたいな壮大なことは滅多にないこともあり、BtoCと比べると、あまりメディアには取り上げられません。

そんな中で、私自身興味を持ったTechCrunch記事がエンタープライズ向けスタートアップを巡る5つの神話を論破するです。
私もほぼ同様の見解のため、自分の考えを以前まとめてみました:エンタープライズ向けスタートアップを巡る5つの神話を論破する:Ginzamarkets清水の場合

何がセクシーで何がそうでないかは個々人の観点によって分かれるため、別段強制するようなものではありませんが、昨今のシリコンバレーでは何を良しとするかの流れが、少し代わってきているようです。

セコイヤキャピタルのパートナーがIt's 'Shocking' That Startups Are Ignoring A $500 Billion Marketと語ったのは、エンタープライズに改めて注目する良いきっかけかも知れません。

データによると、BtoBビジネスで1000億円レベルの企業に成長したのは、BtoCビジネスの2倍あるそうです。また過去10年の米国IPOを見ると、エンタープライズ向けビジネスは56社に対して、消費者向けは23社に留まります。

unSEXYカンファレンス

そんな中、この8月に500startupsがunSEXYカンファレンスを開催しました。

カンファレンス名から想像される通り、エンタープライズ特化のイベントです。
(unSEXYというのは、ちょっとした皮肉かもしれません)

スピーカーは、サーベイモンキー、twilio、SlideShare、KISSMetrics、MailChimp、BOXなど、成功したもしくは成功途上にあるエンタープライスサービスのCEOなどです。
参加者は、もちろんエンタープライズSaasのスタートアップ関係者ばかり。

エンタープライズSaasによる、エンタープライズSaasのためのカンファレンスイベントです。

例えばGrowth Hackのケーススタディなどは、BtoBスタートアップにとっても参考になる部分は多いも、営業方法や組織をどうするか、マーケティングと営業のバランスはどうするか、プライシングをどうするか、といった課題はBtoBとBtoCでは大きく異なります。

実際のセッションのトピックも次のようなものです。

・成長のためのセルフサービスモデル。
・SMB/エンタープライズ向けの新しい利益モデル。
・デザインドリブンプロダクトによる競合の排除。
・ソリューションフォーカスとは何か。
・購買行動の背後に存在するデータ。
・販売チャネルとしてのコミュニティ。

旧来のセールス/マーケティング/プロダクトマネジメントを、どうDisruptするかはスタートアップにとって非常に重要です。このような場が動いているのは、シリコンバレーのエコシステムの強さたるものだと思います。

日本でどの程度エンタープライズスタートアップが生まれているかは把握しておりませんが、こういったイベントを日本でも出来るようになると良いですね。

インハウスSEOプロセスガイド

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Categories: セミナー・イベント.