SEOツールの利用目的と必要作業についての説明(上)

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Ginzametricsは大規模サイト/複数サイト運営者向けのSEOツールです。

当社のSEOツールはもちろん、他のSEOツールであっても、何のためにそのツールを用いるか、その目的や効果を出すためにどのような作業が必要か、が大事なことは共通です。

せっかくSEOツールを導入しているのに、気づいたら定期的に数字を見ているだけになっている。そんな方向けに、SEOツールの利用目的と必要作業についてまとめます。

何のためにそのツールを用いるか。SEOの数値を利用する目的

SEOに携わる方であれば、何かしらSEOツールを用いて、何かしら数値をチェックしているでしょう。キーワード順位の動向に目を光らせる方がいれば、大規模サイトで数千・数万ワードの順位を毎週取得するような方もいるかもしれません。

ただ、どんなに熱心にSEOに関する数値を見ても、何のために数値を見るか、何のためにそのSEOツールを用いているか、が定まっていないと、その努力もなかなか実を結びません。

まず最初に、どういう目的のために数値を見るか、何のためにSEOツールを用いるかのパターンを説明します。
① 監視

「GRCで数千ワード毎週順位取得してます」という作業を行う場合、その目的はキーワード順位の “監視” 目的であることが多いようです。

例えば “主要キーワードの順位の上下がないか” 監視する、”勝ちワード群の順位が落ちていないか” 監視する、”想定しない動きをしていないか” 監視する。

“監視” は、数字を見た上で、普段はアクションを行うことは期待されません。何か問題の予兆に気づく、更なる分析のきっかけを捉える、といった守備面での役割になるのではないでしょうか。

言い換えれば、”監視” のためだけに数値をチェックしている限り、自然検索のトラフィックが増える、アクションに繋がる、という可能性は低いと言えそうです。

「GRCで数千ワード毎週順位取得している」のに、SEOの効果が上がらない、トラフィックが増えないと感じる方は、②以降の目的でSEOツールや数値を利用してみてはいかがでしょうか。
② 判断/意思決定

“数値や分析を通じて、売上が向上する、成果を生む” ということを期待する場合、”判断や適切な意思決定を行うため”に、SEOツールのデータを利用するというのが求められます。

判断/意思決定のためにデータを利用しようとする場合、明確な意図や意思、仮説を持ってデータを見ることが求められます。
行おうとする判断を補強するためにデータで確認することがあれば、見るべき切り口でデータを見て初めて適切に現状を把握でき、その結果好ましい意思決定を行えることもあります。

“求められます” と複数回書いたとおり、漫然とキーワードを選んで、キーワードの順位やトラフィックを見ていても、適切な判断や意思決定の材料となる数値を得られることは、残念ながらまずありません。
こちらの2つのグラフは、見るデータによって判断が変わることを示す例として、よく使用するものです。

SEOの判断や意思決定のデータ

左側のグラフを見ると、何となく右肩あがりで “良い” と思いますよね。
しかし、右側のグラフのように、自社(水色の折れ線)に加えて、競合(緑と黄色)を加えると、判断は一変するのではないでしょうか。負けていると。

実は、左右の水色グラフは、左は週次のグラフ、右は日次グラフの違いはあれど、同じ期間の同じデータです。どちらも同じ現状の事実を表示しています。でも左側を見ると良さそうだと、右側を見ると負けていて良くないと。

このような切り口のデータを見ようと思うか否かは、その前段に仮説を持つかどうかです。

判断/意思決定のためにデータを使えるようになると、一気にデータの重要度が高まります。
③ 効果/作業進捗の確認(いわゆる 効果測定)

ウェブマーケの領域で、”データ” とか “分析” というと、最初に思い出されるのは、効果測定ではないでしょうか。

チェックする指標は、”監視” とたいして変わりませんが、”何かしらのアクションを行っている” こと前提としている点において、”監視” とは全く違った役割になります。

効果測定と進捗

例えばこのグラフは、水色が当社で、他が他社です。
結果を振り返って見ると、最初(左端のころ)は負けてて、途中で順位が良くなり出して、最後(右端のころ)は競合も抜かした、というだけのグラフです。

ただ当時は、作業に対してその効果や進捗をリアルタイムでチェックし、どの程度リソースを使うか、いつになったら力を抜くか(他の領域にリソースを移動するか)を、データで確認して判断していました。

左端の頃は、新規にコンテンツ作成をするなどしているも、全然成果に繋がらない時期です。作業をしても数字という結果に繋がらない、もう少し我慢して続けようか、やり方を少し変えようかと、数字を見ながら考えた時期でした。

その後数週経つと、数字が好転しはじめます。作業に対する成果を感じはじめ、この頃の判断は、”今の作業の調子で進める” でした。

更に数週間経ち、右端の頃になると、力を抜きはじめ、作業リソースを他の領域に移動し始めました。またSEOツールのデータを見る目的も、効果測定というよりも、”監視” にシフトし、順位が悪化しそうな予兆がないかだけ、定点チェックを行いました。

このように、行うと決めたことを、その効果を出すためにどうするか、状況が適切に推移しているかの確認や判断のために、SEOデータを用いることができます。
④ 調査

SEOツールやデータ利用の目的の最後は、調査です。
これは調べようとする対象が多岐にわたるため、いくつかの実例を紹介します。

某社は、以前よりかなり熱心に検索結果の傾向を調べており、どういった検索結果がどのような割合で表示されるかを、継続的にデータを貯めて調べ続けています。その調査データは、どのようなコンテンツを作るかの判断材料にしているそうです。

別の会社では、類似の目的でも対象を絞っており、検索結果における動画コンテンツの割合と推移を調べています。もちろんその結果を元に、動画コンテンツの制作をどのようにするか、アクセルを踏むタイミングを計っていました。

また別の会社では、業界の上位企業以外の新たなサイトの動向を調べるために、検索データを利用していました。業界の上位企業は、その業界にいれば誰もが知っており、他社の動向に目を光らせるものの、ある業界をひっくり返しうる存在は、往々にして新事業者であることを認識されていたため、そのような怪しい動きを見せる新サイトを定期的にチェックしていました。

SEOツールの利用目的と必要作業についての説明(下)に続きます
http://www.ginzametrics.jp/blog/seo-tool-purpose-and-action2

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Categories: SEO.