事例に学ぶ!これからのSEOの取り組み方〜SEO事例まとめ〜

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SEO事例一覧

Googleのアルゴリズムが日々変動する中、単発/個別のSEO施策や「SEO目的のSEO施策」から、サイト運営全体を最適化する取り組みにSEO施策の重要性が移ってきています。SEO担当者だけでできるURL設計、内部リンク、キーワード最適化などの施策は今でも重要ですが、それだけでは成果を維持することはできても、より良い成果を獲得することが難しくなっています。

成果を出すためには、SEO担当者が関わる範囲を広げていく必要があります。その範囲は、サイトやコンテンツの企画/設計段階に始まり、体制/チーム作りにまで及びます。とはいえ、いきなり業務範囲や視点を広げろと言われても、イメージが湧かない方も多いのではないでしょうか?

そこで、過去に当Blogで紹介したSEO事例のうち、今後のSEO施策の取り組み方として参考になる事例をまとめました。今後のSEOへの取り組み方における具体的なイメージを作っていただければと思います。

GameWith社:全員がゲーム好きだからこそ運用できるコンテンツ

国内最大級のゲームアプリの総合情報メディアGameWithのSEO事例です。月間6億PV以上のアクセスをWebサイトリリース後、2年ほどで達成するほどの急成長の背景をSEOの取り組みと合わせて紹介しています。

メンバーの全員がゲーム好きであり、ゲーム好きだからこそ作れるゲームの攻略情報を中心とした各種コンテンツのクオリティと、情報の鮮度を重視してサービスが運営されています。SEOについても、検索ボリュームを追いかけていく方法だけではなく、流行ワードを予測してコンテンツを作成する施策など、ゲーム好きでなければできない方法でも実施しています。サービスを成長させたい事業責任者、リーダー、ディレクターの方には、非常に参考にして頂ける内容だと思います。

事例詳細:急成長の背景はゲーム好きだからこそ作れるコンテンツ GameWith社SEO事例
http://www.ginzametrics.jp/blog/gamewith-case

nanapi社:スピーディーにPDCAが回せるチーム作りと、良質なコンテンツを作り続けられる仕組み作り

nanapiは、日常のあらゆるテーマの10万件以上のハウツーコンテンツを扱う大規模サイトです。そんなnanapiが前年比166%増の検索流入といった大きな成果を獲得したSEO施策事例です。

辻さんという信頼できるコンサルタントに方向性を示してもらいつつ、開発/編集・コンテンツ制作/マーケティングが一つのチームになりスピーディーにPDCAを回していく取り組み方です。SEOライティングの知識やアップデート情報は、マニュアル化しオペレーションに落とし込み、ライターが自然に検索に強いコンテンツが作れるようにしています。

Googleのアルゴリズムの変更が早く、分かりづらくなった今、スピーディーに実験/効果検証が行えるチーム作りと、良質なコンテンツを作り続けられる仕組み作りは、非常に参考になります。

事例詳細:「ユーザーへ何をどう届けるか」検索流入数、前年比166%!“原点回帰”から生まれるnanapi流グロースハック【インタビュー第1弾】
http://www.ginzametrics.jp/blog/interview-nanap-1

事例詳細:nanapiのSEOは技術的な側面だけではない、編集・コンテンツ制作が複雑に絡んだチーム戦【インタビュー第2弾】
http://www.ginzametrics.jp/blog/interview-nanap-2

事例詳細:SEOは手段であって目的ではない、nanapiのKPIは課題に応じて柔軟に設定する活動指針【インタビュー第3弾】
http://www.ginzametrics.jp/blog/interview-nanap-3

キャリアデザインセンター社:SEOに対しての正しい理解を社内に広げる

転職サイト@typeを運営するキャリアデザインセンター社のSEO取り組み事例です。事例では、社内啓蒙を続け、大規模なSEO施策に取り組めるまでになった過程とその施策内容を紹介しています。

同社は、社内でのSEOの知識と意識を高めるため、数年前から自主的に社内勉強会を行っています。そして2015年、SEOに対する社内意識が強くなったことをきっかけに、SEOを主要な目的の一つとしたサイトリニューアルが実施されました。数年間の社内啓蒙が実を結び、サイト構造化、URL正規化/静的化、キーワードチューニング、マスタ変更など、サイト構造/システム全体に関わる大規模なSEO施策をリニューアルの中で実施することができました。

SEOに対しての正しい理解を社内で広げていくことは、大変で時間のかかる取り組みですが、実現できれば取り組みスピードが上がり、打ち手も広がります。キャリアデザインセンター社のように数年かけてでも行う意義は大きいと感じました。

事例詳細:非公式なSEO道場から始まったコンテンツマーケティング、SEOの社内浸透 転職サイト@type四角氏、鳥居氏インタビュー
http://www.ginzametrics.jp/blog/interview/career-design-center

事例詳細:【セミナーレポート】大規模サイトリニューアルを実施した当事者が語る「SEOを考慮したサイトリニューアル事例」
http://www.ginzametrics.jp/blog/seo-renewal-seminar-cdc

エン・ジャパン社:自ら成果を出し社内信頼を獲得

転職サイトを運営するエン・ジャパン社のオウンドメディア転職大辞典のSEO施策事例です。転職大辞典では、ロングテールを狙った転職ノウハウコンテンツを日々蓄積し、本体サイトで獲得できないユーザーの流入を獲得しています。

ノウハウ系コンテンツで、スモールワードや、その派生ロングテールを狙った施策は、流入数が目に見える規模になるまで、一定期間かかり、コンバージョンまで遠いユーザーが多いため、社内理解の得られないケースも多くあります。エン・ジャパン社が、そこに投資できたのは、まず小さく始めて実績を作り、その実績を根拠として社内承認を得られたからだと語ります。

周りを動かすには、まず自分でできる範囲でしっかりと成果を出し、社内の信頼を獲得することもSEO担当者として必要なスキルだと思わされました。

事例詳細:ロングテールSEOの成功のポイントはユーザーファーストの徹底にあり エン・ジャパン社、田中氏インタビュー
http://www.ginzametrics.jp/interview/en-japan-case

リクルートキャリア社:ステークホルダーに合わせたコミュニケーション

大手求人サイトのリクナビNEXTでのバイラルコンテンツを使ったリンクビルディング施策における、企画、社内検討、効果検証をまとめたSEO施策事例です。コンテンツを通じて、138本のナチュラルリンクを獲得した事例です。

成果の良し悪しを明確にするため、KPIをリンク獲得数/質で明確に定義しました。更に、そのKPIにフォーカスして、社外パートナー、社内の上司、広報/コンプライアンスと適切なコミュニケーションを取りながら丁寧に進めています。事例では、具体的な成果やコミュニケーションの取り方が紹介されています。

「社内外の協力が得られない」というSEO担当者の悩みをよく聞きますが、上長、社外パートナー、広報など社内外のステークホルダーに合わせて、コミュニケーションの仕方を変えられることも、SEO担当者の重要なスキルだと感じました。

事例詳細:コンテンツ施策の評価指標(KPI)は自然発生外部リンク獲得
http://www.ginzametrics.jp/blog/interview/recruit-career-content-kpi

事例詳細:コンテンツマーケティング施策成功の裏にあるステークホルダーとのコミュニケーション
http://www.ginzametrics.jp/blog/interview/recruit-career-content-success-process

エス・エム・エス社:他部門が負担なく協力できる仕組み作り

介護・医療・アクティブシニアの領域で事業を行うエス・エム・エス社が運営する、看護師向けの人材紹介サービス「ナース人材バンク」のSEOの取り組み事例です。同社は看護師転職領域で非常にSEOに強いポジションを獲得しています。

同社はリスティングの単価高騰、SEO順位の低迷を機に、内部にノウハウがないままアウトソーシングすることの弊害を感じ、約3年前に完全インハウス化のSEOに切り替えました。サイト担当、デザイナー、開発、コンテンツ作成の全てを内製化し、毎週施策をリリースするスピード感でPDCAを回し、成果とノウハウを高めてきました。求人コンテンツを扱う他部門のコンサルタントの協力は重要だとしながらも、SEOのためにコンサルタント本来の業務を圧迫しないよう自然と良いコンテンツが増えていく仕組み作りが大事だと語りました。

他部門を巻き込む上で、負担の少ない仕組み作りは、SEO担当者の重要な業務になっていくことを感じさせられました。

事例詳細:「SEOの成果を出すためのチームを作りサービスを育てる」ナース人材バンク上東氏へのインタビュー
http://www.ginzametrics.jp/blog/interviewsms

事例詳細:Ginzametrics導入事例:株式会社エス・エム・エス様
http://www.ginzametrics.jp/blog/interview/sms

千趣会社:日々の業務へ自然にSEOを意識する視点を組み込む

大手通販サイト、ベルメゾンのインハウスSEO事例です。同社は大規模な組織でありながら、全社を巻き込んだSEOのインハウス化を実現しています。

千趣会SEOチームでは、社員全員がSEOを意識して業務ができることをSEOの方針と設定し、カタログコピーライター、制作担当、バイヤーまで巻き込んだインハウス化に取り組んでいます。具体的にはSEOチームが主体となり定期的に勉強会を行い、キーワードの選び方やGinzaMetricsなどのツールの使い方を広め、リスティングも合わせた最適化を行うため、SEO、リスティング双方のデータ共有なども積極的に行っています。

千趣会社のような大規模な組織、大規模なサイトの場合は、ひとりひとりの心がけ次第で、日々のコンテンツの質が高まり、大きな成果を生む可能性があります。SEO専任でない多くのメンバーの日々の業務に自然にSEOを意識する視点を組み込む取り組みは、参考になります。

事例詳細:大規模ECサイトのSEOとGinzaMetricsの活用方法
http://www.slideshare.net/ginzametrics_jp/ginzametrics3open-seo-20140526

クックパッド社:「本質的なSEO」の社内浸透

数千万人が使うレシピ投稿サイトのクックパッドのSEO事例です。クックパッドはCGM型のサイトですが、事例では、「自由研究」コンテンツという編集コンテンツが検索上位を獲得するまでの取り組みを紹介しています。

施策内容は、まずキーワード調査を通じてユーザーのニーズを調べ、自社の強みを活かしたコンテンツ企画を行い、ターゲットキーワードをフォーカスし、GinzaMetricsで順位をチェックしながらコンテンツ追加やワーディング・タイトル調整、リンク構造などの施策を行い、約1ヶ月かけて流入が極大化する状況を作るというものです。
SEO専任の担当はいないながらも、需要にマッチするコンテンツを提供するというSEO施策として非常に王道な進め方です。この背景には、「テクニックに依存しない本質的なSEO」を志向し、「何れかの分野でNo.1になるコンテンツを集める、作る」、「ユーザーファーストなサービスであることを自問し続ける」を重視する姿勢が影響していると思われます。

「華麗なSEOテクニックで流入が2倍!」といったことが難しくなりつつある中、「本質的なSEO」が社内浸透していることは重要だと感じました。

事例詳細:新コンテンツを作る際のSEO施策の効果評価とクックパッドのSEO
http://techlife.cookpad.com/entry/2015/03/10/103416
※クックパッド社のサイトに遷移します。

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《当ブログ記事に関連するブログカテゴリ目次》
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・カスタムダッシュボードを使ったコンテンツマーケティング、SEOのオペレーション化
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