SEO競合比較 なぜ事業責任者は競合比較データを気にして、担当者は気にしないのか?

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自然検索に関するデータは色々とあります。キーワードの順位からトラフィック、外部リンク系の指標から検索ボリューム。
そのようなSEOに関するデータの中で、気にする人と気にしない人がはっきり分かれるのが『自社ー競合のキーワード順位比較』です。

自社ー競合のSEOキーワード順位比較を気にする気にしないは、個人差や会社による違いもありますが、私の目に顕著に映るのは、立場による違い。

立場によって何が違うのか、それぞれの立場から何をどう見ているのか、逆にどういうことが理解できていないのか、私なりの解釈をまとめます。

競合サイトの順位を気にする事業責任者と、競合サイトを気にしない担当者

Ginzametricsのデモンストレーションをするときに、訪問先の企業サイトと競合サイトのキーワード順位比較(自社/競合の順位比較)を見せることがあります。

SEO競合比較

Ginzametricsで事前に数十ワード設定すると、キーワードごとの順位の競合比較が表示され、キーワードをグルーピングしておくと、ワードグループごとの平均順位の競合比較が自動でできます。

この図の例のように、赤丸で囲ったサイト(競合サイト)でソートすると、どのキーワード/キーワード群で他社が上位にあり、自社が順位が悪いか、WebやSEOの前提知識がなくとも、直感的に分かるようにしています。

この自社/競合のキーワード順位比較を、食い入るように見るのは、経営者の方です。
経営者でこのデータに興味を示さなかった方は、過去にほぼいません。
(他のツール機能に興味を示さずとも、競合比較データには急に興味を示し、身を乗り出してツール画面を覗きます。)

次に大きな反応を示すのは、事業責任者やマーケティング責任者です。

逆に、情報自体に興味を示さないことが多いのは、サイトやSEO実務担当者の方や、IT系部門の方です。

もちろん個人差はありますが、ウェブやSEO関連の知識有無ではなく、その情報が意味するところを、直感的にどう感じるかの違いのように思えます。

競合比較データを見た時の、事業責任者と担当者の頭の中

自社競合キーワード順位を見ている時の経営者/事業責任者の頭の中は、きっとこんな風に思っています。

「おい、なんとかしろよ!負けてるなんてありえない!」
「うまくいってるんじゃなかったのか!?、よそに負けてるなんて聞いてないぞ!」
「負けたままじゃマズいよ。これどうするの?」

担当者の頭の中は、きっとこんな風ではないでしょうか。

■横に経営者/事業責任者がいる場合
「やばいなあ、また作業が増えるよー。勘弁してよー。あれもこれもまだ終わってないんだけど、涙。余計なもの社長に見せるなよ。あー、毎週報告しろとか後から言われるのかなあ、萎えるわあ。」
「これでもそれなりに頑張ってきたんだけど、、、これ自分の評価に響いたりしたらマジで萎える。」

■横に上長がいない場合
「自社と競合のキーワード順位が自動で収集できるとは、手間がかからなくていいなあ。」
「以前これ、エクセルでやらされたけど、ほんと手間かかって面倒だった。それが自動化できるのはいいね。」

少々誇張して書きましたが、事業責任者の頭の中は “勝ち負け” を気にして、担当者は “作業” を気にする場合が多いように感じます。

事業責任者が競合サイトの順位を気にする理由

事業責任者が自社競合キーワードの順位を気にするのは、単に感情的に「おい、なんとかしろよ!負けてるなんてありえない!」となっているからではありません。負けていることがなぜマズいのか、もう少し噛み砕いて説明します。

競合比較の重要性が、実のところいまいちわからない方は、ぜひ理解されると良いと思います。

■検索で負けていれば、事業でも負けゆく

検索の勝ち負けは、事業上の勝ち負けにつながっています。
直接的か間接的か、現在の勝ち負けか将来の勝ち負けかの違いはあれど、検索で負けていれば、事業でも負けている/負けゆく、ことを、事業責任者は直感的に理解します。

もう少し咀嚼すると、次のような流れです。

自社の潜在顧客が何か検索して、そのとき競合サイトは上位にあるのに、自社サイトは表示されていない。

競合は見つけられるのに、自社は見つけられない。(なぜなら、自社サイトは表示されないから)

その潜在顧客が、実際に購入段階になった時に、競合は購入対象になるのに、自社は購入対象にならない。(なぜなら、自社は見つけられてないから)

その競合に負ける。今は業界内で自社が上位にあっても、先々負けゆく可能性がある。競合が業界上位としたら、追いつくどころか差を広げられてしまう。(自社は購入されないから)

■利益率に直結する

競合企業のSEO順位が自社よりも上位にある(自社が負けている)場合、暗に次のいずれかを意味します。

・競合は自社ほどリスティング広告にお金をかけずに済んでいる
・競合はリスティング広告費は同等だけど、自社より多くの検索ユーザーをサイトに誘導している

これはいずれも、利益/利益率につながり、それは将来への再投資につながりますので、事業が負けゆくことの原因の一つになり得ます。

■SEOは相対比較である

あるキーワードの自然検索の順位は、誰かが1位であれば、自社は必ず1位ではありません。言うまでもなく、相対順位です。
また自社の担当者がどれだけ頑張っていたとしても、競合に負けていれば、それは負けです。

競合比較のデータを担当者も気にするために

競合比較データの重要性にピンと来なかった方でも、事業責任者が競合サイトの順位を気にする理由を見れば、その重要性はおわかりになるのではないでしょうか。

とはいえ、「やばいなあ、また作業が増えるよー。勘弁してよー」と感じるでしょうし、私自身も以前試しにエクセル手作業で競合比較データを作成してみましたが、正直エクセル作業がつらかったです。エクセルVlookupは友達になれない感じがしました。

非常に重要なデータだけど、でも現実的に面倒くさい。ではどうするか。
こういう領域に強いのが自動化ツールです。

Ginzametricsは無料トライアルを提供しておりますので、一度実際の競合比較データを見ていただくと、手間なく事業上重要なデータにアクセスでき、妥当な意思決定につながることを感じていただけると思います。

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Categories: SEO.