ナチュラルリンクを獲得するための基礎講座

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ナチュラルリンクの獲得は、実施可能なSEO対策の中で最も重要な施策の一つです。ご存知の通り、Googleのような検索エンジンは、そのページの被リンクの量と質に基づいて検索結果を高く見る傾向にあります。基本的には、ユーザーがキーワード検索する際、より質がよくより多くの被リンクがあるページが、上位表示されやすくなります。被リンク獲得のための一般的な方法は次のようなものがあります。

【リンク依頼】
他のWebサイト管理者に、あなたのサイトにリンクを貼ってもらうよう依頼する方法です。サイトに当たり外れがあり、依頼する相手とそのサイト訪問者にとって、相互にどの程度メリットがあるかによります。

【リンク購入】
これはやってはダメな方法ですが、現に存在しています。他のWebサイト管理者にリンク貼りを依頼する変わりに、それを取引で行います。バナー広告の代わりの、リンク形式の広告といった感じでしょうか。Googleはこれをペナルティ対象と見ますが。

【ディレクトリ登録】
巷には非常にたくさんのディレクトリがあります、総合的なディレクトリ、ローカルディレクトリ、業界特化のニッチディレクトリなど。無料で登録してくれるところがあれば、有料のところもあります。後者は、お金は払っていますが、悪いリンク購入とはみなされません。

【コンテンツリンク】
コンテンツを通じてリンクビルディングする方法は様々なものがあります、媒体に記事を書いたり、ゲストブログを書いて著者紹介部にリンクを入れるなど。

【ソーシャルリンク】
これはソーシャルプロファイルのリンクのみを指している訳ではもちろんなく、様々な方法のソーシャルオンライン(ブログコメント、フォーラム投稿、QA、ソーシャルメディア利用など)がリンクビルディングに繋がります。

この記事では、最初の3つ(リンク依頼、リンク購入、ディレクトリ登録)は割愛し、他の2つ(コンテンツリンク、ソーシャルリンク)について深堀っていきます。なぜかって? あなた次第ですし、あなた自身が既にいくらか行っているかもしれませんし、またやるべきだと知る必要がありますからね。

この2つがとても重要な理由は、それがSEOの為のリンク作りとしての価値だけでないからです。検索順位を上げてユーザーがクリックしてサイトに来てコンバージョンするのを待つだけでなく、あなたが作るリンクそのものを別のユーザーがクリックしてサイトに来てくれます。作るリンクによって、検索エンジンからのユーザー訪問と、他ページからのユーザー訪問の両方を獲得できます。

コンテンツによってリンクを得ること

コンテンツを作ることは、価値あるバックリンクを得るための素晴らしい方法であり、またあなたの業界内でその専門性をアピールする良い方法です。他のWebサイトからリンクを獲得する方法は次の3種類があります。

■ゲストブログを書く

ゲストブログを書くことは、あなた自身、会社、リンクを新しいユーザーに示す良い方法です。いったんあなたのブログに良いコンテンツを書くことができたら、そのコンテンツをサンプルに携え、そのブログの読者があなたの潜在顧客になり得る、あなたと同じ業界の他のブログにコンタクトをし始めることができます。また、あなたが業界内でちょっとした知る人ぞ知るブログに成長(成功とはある程度のソーシャルエンゲージメントやコメントを得るような投稿ができる状態)させることができたら、それをサンプルに携え、業界内の大きなブログにアピールすることができます。

ゲストブログ書きによってリンクビルディングを行う際のTIPSは次のようなものです。

  • ゲストブログ書きを、単なるリンクビルディングの活動と思わないことです。あなた自身やあなたのブランドをその特定業界のある種の権威としてポジショニングするように考え、それがユーザーをあなたのサイトに引き込むことにも繋がります。それを念頭に、そのブログや読者にフィットする素晴らしいコンテンツを作りましょう。
  • そのブログの他のゲストブロガーの投稿をまずチェックしましょう。彼らの投稿のフォーマットを見て、同じようにしましょう。
  • リンクについては、著者紹介部分に追加するケースが多いでしょう。どういう内容のリンク(あなたのサイト、ブログ、FacebookやTwitterアカウントなど)をどれだけ付けれるか、他のゲストブロガーの著者紹介を確認しましょう。
  • 読者の興味を引きできるだけクリックしてもらえるよう、著者紹介部のリンクにつけるリンク文言を確認しましょう。

■記事マーケティング(Article Marketing)

EzineArticlesのような記事マーケティングサイトの多くは、GoogleのPandaアップデートにより大きな影響を受けました。その後、そのようなサイトは色々な人から広くコンテンツを集めて量を稼ぐよりも、より品質にフォーカスをあてるべく、そのネットワークを改善しています。それでも、そのようなサイトでの記事マーケティングによるリンクビルディングが、本当にどの程度価値があるかはいまだよくわかっていません。

私がお勧めするのは、あなたのターゲット属性にあったユーザーがいる記事コミュニティ(リアルなコミュニティ)を探すことです。また私がコミュニティと呼ぶものは、HubPagesやSquidooのように、メンバー間でメッセージ交換、プロフィールや記事へのコメントなどにより繋がることができるものです。この方法によって、あなたと同じ業界の他のメンバーや潜在顧客になり得る人を見つけることができ、彼らと関係を作り、また最終的にはあなたの記事やWebサイトにつれてくることができるかもしれません。

また、記事マーケティングネットワークにおいて、あなたのプロフィール情報はきちんとし、もちろんリンクを入れるのを忘れないようにしましょう。

この方法により、もしネットワークの誰かと関係性を構築できれば、彼らはあなたを知り、記事経由でない形でもあなたのWebサイトに来てくれるようにもなるでしょう。

■動画

リンクビルディングのための他の素晴らしい方法は動画です。ほとんどの動画ネットワーク(YouTubeが最も有名ですね)は、動画のデスクリプション部にリンクを入れることができます。

検索エンジンやYouTubeそのもの経由で、誰かがあなたの動画を見たときに、そのユーザーはあなたのWebサイトを直接見に行くこともできます。そのため動画は文字コンテンツ同様に、あなたのビジネスにとって適切なユーザー層を対象にした有益な情報であるべきです。

動画は、何かしらクレージーで面白かったり趣味でとったようなものでは決してありません。パワーポイントプレゼン資料を動画ファイルにして、以前作ったウェビナーコンテンツをアップロードし、音声説明付きのソフトウェアのデモ動画を使うことができます。このような資料やファイルは素晴らしい動画コンテンツです。

ソーシャルプロフィールによってリンクを得ること

あなたがソーシャルメディアを利用していれば、一つかそれ以上のリンクを生むための資産を持っていることになります。では、どのソーシャルメディア別に、どれがどの部分にリンクを加えられ、またそのインパクトを見ていきましょう。

■Twitter

Twitterには2カ所リンクを載せることができます。プロフィールの自己紹介部とURL部です。

これがリンクビルディングにどう役立つのでしょうか?あなたのTwitterプロフィール情報が引用され、あなたの自己紹介部だけもしくは自己紹介部とURLの載る、多くのサイトが今後出てくることでしょう。両方にリンクを載せることは、あなたのWebサイトへのリンクを獲得することになります。

例えばKloutの場合は、自己紹介部を引っ張ってきて表示し、自動的にハイパーリンクを付けます。

Listorious(Twitterのリストを検索したり人気があるリストのランキングが見れるサイト)の場合は、自己紹介部とURL部を引用しますが、URL部だけがハイパーリンクになります。

■Facebook

一方でFacebookの場合、Facebookのユーザー情報を引用するサイトは多くはありません。しかし、Facebookページにはハイパーリンクを仕込むことができる箇所がたくさんあります。

あなたのFacebookページに来た人に、あなたの他のソーシャルメディアやブログ、Webサイトを見せることができます。できるだけ短いURLを使うようにしましょう。

■LinkedIn

LinkeInのプロフィールには3カ所リンクを入れることができます。そのリンクは任意のアンカーテキストを表示できます(SEO価値としてはカウントされません)。ユーザーがリンクをクリックしたくなるようなアンカーテキストを考えましょう。

あなたのプロフィール情報を見に来たユーザーがクリックする良い3つのリンクになります。

■Google+ Personal Profile

Google+はかなり多くのリンクを含めることができます。スパムっぽく見えないように気をつけ、しかしそのメリットは十分活かしましょう。

次のリンクは特別なタイプになります。

【Other profiles】
これらのリンクはあなたについてのページ、例えばブログ、Webサイト、その他ソーシャルプロフィールなどです。

【Contributor to】
これらのリンクはあなたの著者紹介ページ、例えばあなた自身のブログ、寄稿しているブログ、あなたが記事寄稿している主要サイトや媒体などです。

【Recommended link】
これらのリンクは、あなたが任意に選ぶWebサイトのリンクです。

Google+ページも同様のリンクを載せることができます。

■YouTube

新しいTouTubeチャンネルのデザインのおかげで、チャンネルプロフィールの上部に他のWebサイトへのリンクを1つ以上置くことができます。

関与すること(engagement)によってリンクを得ること

新あなたのいる業界のコミュニティに関与することは、あなたの個人的、専門的、ビジネス上のブランド構築に寄与します。関与することによるリンクビルディングには次のような方法があります。

■ブログにコメントする

ブログにコメントし始めるときはいつでも、リンクを残したいだけではなく、何かしら重要なことをコメントしたいので、ブログに対するコメントをしましょう。何かしら言いたいのでブログにコメントする場合、コメントを見た人があなたに興味を持つような、印象づけられるような内容にしましょう。あなたに対する興味を生み出すことは、リンククリックと同じくらい大事です!ブログコメント内のリンクを見た人がクリックしたくなるようにするには、次のようなコツがあります。

  1. Gravartarを使いましょう。コメント時に使うEメールを使ってアカウントにログインし、そのEメールアドレスとあなたの写真を関連づけます。そうするとWordPressベースのブログにコメントする際、そのコメントの横に写真が一緒に表示され、ブログオーナーからのコメントを得やすくなります。なぜなら一人のブログオーナーとして、そのコメントした人を知っている場合を除き、Gravatarのないコメントを一度も承認したことがないからです。
  2. コメントは実名で行いましょう。唯一の例外は、そのWordPressブログがKeywordLuvプラグインを使っている場合です。コメント欄の周辺に、名前入力欄にYour Name@Your Keywordsを使うようにガイドされており、あなたのWebサイトがアンカーテキストと共にリンクされます。つまりあなたのコメントにあなたの実名が含まれることを意味します。
  3. CommentLuvプラグインを使っているブログか確認します。CommentLuvプラグインを使っているブログにコメントする場合、コメント欄のURL入力部分にあなたのブログURLを加えると、そのコメントの下にあなたのブログ最新投稿への追加リンクを得られます。
  4. そのブログがDisqusやLivefyreなどのなどのプラットフォームを利用している場合は、ログインすることでコメントを書く際にリンクとあなたの写真を含めることができますし、そのプロフィールからリンクを得ることもできます。

■フォーラム

フォーラムはリンク獲得という観点では、少々工夫が必要です。いくつかのコミュニティはそれを許容しますし、逆にリンクを載せるとスパマーとみなすようなコミュニティもあります。BoardReader(掲示板を横断的に検索できるサイト)で検索することで、あなたの業界の素晴らしいフォーラムを見つけることができます。そのようなフォーラムを見つけたら、投稿してみてそのフォーラムのユーザーがリンクを付けることを許容してくれるか確認しましょう。

あなたが偶然そのフォーラム参加者全員を知っている(新しいフォーラムやあなたがオーナーの場合)のでない限り、リンクを入れる投稿をする前に、いくらか普通に投稿することをお勧めします。あなたがそのコミュニティにとって価値あるメンバーであると認識され始めた(多分15~20投稿くらいは必要で、かつ一定の期間が必要)ら、あなたのプロフィールやリンクを加えることも可能な場合もあります。もし他のメンバーの投稿にもリンクが含まれていれば、同じようにあなたも含めて大丈夫でしょう。もし皆が3つ入れていたら、あなたも3つにしましょう。いったんそのコミュニティに投稿し始めれば、その中でどう振る舞うのがベストかわかるでしょう。
また、メンバープロフィール欄はきちんと埋めておきましょう。通常は少なくとも1つ以上リンクを入れることができ、それによって他のメンバーがあなたを知るようになります。

■QAコミュニティ

QAコミュニティはあなたのブランドを構築し、質問に対する回答の一部としてたまにリンクを残す良い場所です。有名なQAネットワーク、Quora、LinkedIn Answers、Yahoo Answersなどは、あなたの回答の参照リンクを残すリソースボックスや追加詳細を残す場所があります。
あなたが専門ブログを書いていれば、製品ページのリンクを残すよりブログ投稿内容の方がより良い回答でしょうから、そのブログが役に立ちます。製品ページのリンクを残すと、質問が「XXXをどこで買えますか?」といった具体的な質問でない限り、スパマーだとみなされてしまうかもしれません。
そのようなネットワークのプロフィール情報に関してですが、Yahoo Answerはリンクを残すようなエリアは提供していません。対してQuoraは、あなたが書きたいように書ける部分があり、個人紹介部にリンクを入れることができます。

また、フォローするトピックの一部としてリンクを入れることもできます。トピックをフォローすると、あなたの経験や立場を表示するか聞かれますので、リンク付きの簡単な自己紹介を加えましょう。

何かしらトピックの質問に答える場合も、回答と共にあなたの紹介内容としてリンクが加えられます。

残念ながら、その表示されるリンクはハイパーリンクではありませんが、それでもあなたの回答をきっかけにWebサイトに訪問するユーザーがいるかもしれません。

リンク獲得するためのその他のおまけ的な方法

コンテンツリンクやソーシャルリクと無関係ではないその他のおまけ的な方法をいくつか紹介します。あなたのWebサイトへのナチュラルリンクを生み出す簡単な方法です。

■リンクしてねページ

最初の方法は、単に他の誰かがあなたのサイトへ簡単にリンクできるようにする方法です。そういった「リンクしてね」ページには、次のようなものを含みます。

彼らのWebサイトにで使えるようなシンプルな画像イメージを用意し、可能なら標準サイズの複数バナーを用意することで、彼らのサイトにフィットするものを使えます。

画像イメージの他に、上記の例のようにHTMLのコードも忘れずに用意しましょう。それにより彼のサイトに簡単にリンク設置することができます。簡単に使えるほど、あなたのサイトにリンクしてくれる可能性は高まります。

■ウィジェット

あなたのWebサイトにフィトするようなシンプルなウィジェットを考えることができるなら、作ってみましょう。他の誰かがそれを自サイトに利用するかもしれません。もちろんウィジェットにはリンクを入れるのを忘れないように。

WidgetBoxを見れば、参考になるサンプルがたくさん見つかります。

■Eメールのリンク

日々Eメールをたくさん送っていますか?Hotmail、Gmail、Yahoomail、AOLなどを使っていますか?もしそうなら、WiseStampを使えば見栄えのいい、もちろんあなたのWebサイトのリンクを含んだ署名を作ることができます。

これまで、それこそ数多くの人が私のEメールの署名にあるリンクをクリックしました。そして、私がフリーのライターであり、ブロガーであり、フォトグラファーだとは知らなかったよと、メール返信が来たものです。私のWebサイトを見た後に、私が提供するサービスや写真について質問が来たりしました。

■統計調査サイトのリンク

あなたのWebサイトの面白い統計数値を見て、かつ簡単にリンク構築したいでしょうか?そうであれば、次のようなサイトであなたのドメインを調べてみましょう。あなたのサイトへのリンクバック付きのあなたのドメインのプロフィールページができ、また有用な情報を得ることができます。

  1. Alexa:あなたのサイトの自国とグローバルでのトラフィックランクがわかります。
  2. Built With Technology Profiles:あなたのWebサイトが何を使っているか、どのCMS、アクセス解析、フレームワーク、サーバー情報など、がわかります。
  3. Quarkbase:あなたのドメインに関する最新のTwitterコメント、トラフィックやソーシャルな指標などがわかります。
  4. Similar Site Search:キーワードやコンテンツを元に、あなたのサイトに似たサイトがどれであるかわかります。

★この記事は、当社アドバイザーHiten Shahが社長をつとめるKISSmetrics社のブログ「Natural Link Building 101」を訳した内容です。

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