被リンクを増やすには?被リンク調査で分かったリンクを獲得する3つの方法

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なぜ被リンクが重要か?

被リンク数/質はSEOにおいて重要な指標です。ペンギンアップデート以降もナチュラルリンクは、依然として検索順位を決める主要な要因です。また、検索上位表示という観点だけでなく、ユーザーから評価されているコンテンツが蓄積できているかという意味で、コンテンツマーケティングの観点からも重要です。

ナチュラルリンクというと、「良質なコンテンツ」という話になりがちですが、ナチュラルリンクは、コンテンツの良し悪しだけで集まるものではありません。後述するように、会社のブランド、サービスレベル、Web以外の活動などからも被リンクを集めることができます。少し大げさに表現すれば、被リンクは、Webに限らない企業活動全体の成果が可視化されたものです。

今回は、被リンクを増やす方法を、具体例を交えて紹介します。

被リンク調査によりリンク獲得パターンを整理

自社の被リンク調査により現状のリンク獲得パターンを把握

自社のどういったコンテンツに、良いリンクが多く集まっているかを把握することが、まず必要です。

被リンク調査を行うことで、どのコンテンツに、どのサイト(誰)から、どのぐらいの数のリンクが貼られているかを知る事ができます。リンク元との関連性が強く、ドメイン/ページのオーソリティが高いサイト/ページから、更に多様なドメインからのリンクが多いコンテンツほど、被リンク視点でのコンテンツの価値が高いと考えます。

被リンク調査は、地味な作業ですが、どんなコンテンツや企画が世の中で評判や話題を得られているかについての肌感覚を得ることもできます。Webで評価されるコンテンツや企画には、特徴があります。それを肌感覚として理解しておくことは、コンテンツを運用していく上で武器になると思います。

競合の被リンク調査により新たな獲得パターンも把握

被リンク調査は他社サイトに対しても行います。競合他社の被リンク調査をすることでが、自社にはない被リンク獲得コンテンツやリンク元のパターンを知る事ができます。自社にないパターンを参考に、同じパターンで他社よりも価値の高いコンテンツを提供できるようであれば、新たな被リンク獲得パターンを構築できます。

また、自社と似たテーマのコンテンツで獲得した被リンクが他社にもあれば、それは自社が取り損ねたリンクだとも言えます。同じようなコンテンツであれば、目につきやすい場所にあるコンテンツのほうが、被リンク獲得においても有利です。被リンクに加えて、競合他社のコンテンツの検索順位やソーシャルシグナルを調査することで、コンテンツの流通のさせ方の改善に役立てる事もできます。

日本では少ないかもしれませんが、他社以上のコンテンツを作り、リンク元サイトの運営者にリンク張り替えを依頼する方法もあります。

被リンクの調査ツール

被リンク調査はSearchConsoleで実施することができます。あくまで全体の一部のサンプリングデータになりますが、どのページヘどのサイトからリンクされているかをチェックすることができます。

ただし、SearchConsoleでは自社サイトへのリンクを調べることができますが、他社サイトについては調べられません。また、リンク元サイトのオーソリティも分かりません。

GinzaMetricsには、AhrefsかMoz社のリンクデータがインテグレーションされていますので、自社だけでなく、競合サイトも含めた、サイト全体/コンテンツ別の被リンクを、リンク元サイト/ページのオーソリティと合わせて評価することができます。

リクルートキャリア社がGinzaMetricsを使いコンテンツのリンク評価をした際のインタビュー記事はこちらになります。
事例:「コンテンツ施策の評価指標(KPI)は自然発生外部リンク獲得」リクルートキャリア社小川氏、中平氏へのインタビュー
http://www.ginzametrics.jp/blog/interviewrecruit-career-content-kpi

被リンクの3つの獲得パターン

自社/他社サイトの被リンク調査の結果から、自社に適した被リンク獲得パターンを整理し、施策を行います。被リンク調査を行うと、多種多様な被リンクも、主に下記の3パターンが多い事がわかります。以下で、3つの獲得パターンを紹介します。

  1. 知識/知見が豊富なコンテンツへのリンク
  2. リアル中心の企画に対してのリンク
  3. 会社関係/人間関係によるリンク

事例を交えて下記で紹介します。

1、知識/知見が豊富なコンテンツへのリンク

3つのパターンの内、純粋にWebコンテンツ単体でリンクを獲得するのは、このパターンです。特に調査データや研究結果は、論文等と同様、参照されやすいコンテンツです。引用のされ方としては、引用先コンテンツの主張の根拠として使われるケースが多いです。

リンクとソーシャルメディア上でのシェアの関係を理解することも大事です。シェアにより認知が広がり、被リンクを獲得する方法があります。しかし、被リンクにつながるコンテンツは、シェア/バイラルされるコンテンツの一部です。例えば、面白いコンテンツは、シェアはされやすいですが、リンクにはつながりづらい傾向にあります。リンクにつながるコンテンツは、やはり調査データを紹介したコンテンツや専門知識や深い洞察のあるコンテンツが典型例です。

Moz社のウェビナーでBuzzSumoのSteveRayson氏がシェアとリンクについて解説しました。そのウェビナーの中でも、同様の解説がありましたので、ご興味ありましたら、そちらもご参照下さい。

参考:Why People Share and Link: Content’s Footprint
https://moz.com/webinars/why-people-share-and-link-contents-footprint

コンテンツの作り方として、社内の研究開発部門やコンサルティング部門、カスタマーサポートなど、知見やノウハウが蓄積される部門と連携してコンテンツを作成することは非常に有効です。社外の専門家やパートナーと協力する方法もあります。

知識/知見の詰まったコンテンツへのリンク元としては、ソーシャルブックマーク、まとめサイト、ブログが多いですが、中には専門メディアからのリンクが得られることもあります。

知識/知見が豊富なコンテンツへのリンク事例

リクルートホールディングスの人と組織についての研究機関であるリクルートワークス研究所は、仕事や組織、働き方についての豊富なデータを調査報告書としてコンテンツ化して発信しています。政府の公開されている統計データでも取りづらい貴重で、かつ、かゆい所に手が届く調査データが多いため、メディア、ブログなど、各所で参照されています。

リクルートワークス研究所
働き方についての貴重な調査データが多数発信されている
参照:リクルートワークス研究所

ガシー・レンカー・ジャパンのオウンドメディアであるニキペディアのコンテンツもニキビケアを専門で行っている会社ならではで、ニキビ予防やニキビケアについての知見がふんだんに入ったコンテンツです。ニキビや美容についてのメディアやブログで取り上げられています。

ニキペディア
ニキビケアについての詳しい専門的なノウハウが紹介されている
参照:ニキペディア

2,リアル中心の企画に対してのリンク

広報活動やリアルイベント/ネタ作りにより話題を呼び、Webにも被リンクを獲得する方法です。Webコンテンツ自体は、取り組み全体の一部で、あくまで施策の中心はリアルのイベントや企画というケースもあります。

リンク元は、まとめサイト等以外に、専門メディアやニュースサイトから、「注目すべき企画/イベント」として紹介されるリンクも得られます。メディアに取り上げられるには、流行や社会的関心事を捉えた企画であることが有利です。

リアル中心の企画に対してのリンク事例

資生堂の「原田 忠×「テラフォーマーズ」「ジョジョの奇妙な冒険」|資生堂プロフェッショナル」は、人気マンガのキャラクターを有名メイキャップアーティストが資生堂のメイクを使って実現する企画です。最終的にはビジュアルは小冊子としてヘアサロンに配布されました。Webがメインの企画ではありませんが、話題を呼び、メディアなどで紹介されWebサイトへもリンクを集めました。

資生堂
原田 忠×「テラフォーマーズ」「ジョジョの奇妙な冒険」の紹介サイト
参照:原田 忠×「テラフォーマーズ」「ジョジョの奇妙な冒険」|資生堂プロフェッショナル

リアル中心の企画の場合、Webコンテンツの手を抜いてしまいがちですが、Webページを用意することで被リンクを受けやすくなります。当社も定期的にセミナーやイベントを行っていますが、集客用のページだけでなく、セミナー/イベント後に概要をまとめた記事も出しています。参加できなかった方のためではありますが、副次的にリンク獲得にもつながっています。

FoundConferenceの紹介記事
イベント後に概要レポートを作成することでリンク獲得にもつながる

参照(集客用):GinzaMetrics:イベント集客用ページ
参照(実施後):GinzaMetrics:イベントレポート記事

3,会社関係/人間関係によるリンク

ビジネス活動の中で構築した会社関係や人間関係などの信頼関係にもとづきリンクを集める方法です。リンク元は、関連会社やパートナー企業、顧客やユーザーなどからのリンクになります。この場合、コンテンツが役に立ったか、面白かったかは関係ありません。リンクの動機は、あくまでリアルの世界での信頼関係です。

したがって、リンク元からのリンクは、「いつもお世話になっております」や「この会社/サイトは信頼できます」という意味合いのリンクになります。営業担当や社外パートナーとの窓口担当などから、関連会社やパートナー企業に対してリンクを依頼するケースもあります。

会社関係/人間関係によるリンク事例

関連会社やパートナー企業からのリンクはご想像の通りだと思いますので、ここでは、サービス利用者からのリンクの例を紹介します。

住まいのコミュニティサイトのhouzz(ハウズ)は、多くの設計事務所、建築士、インテリア専門店などからの情報を掲載しています。情報を掲載している設計事務所、建築士、インテリア専門店らは、自身のWebサイトやブログから、houzz内の自身のページにリンクを貼っています。また、インテリアやリフォーム等に関するコラムを書くライターも、自身のブログなどからリンクを貼っています。サービス利用者に対して、信頼やブランドを構築できていれば、利用者自身の情報が掲載されたコンテンツにリンクが集まってきます。

houzz
サービス利用者からも多くのリンクが集まる
参照:houzz Webサイト

まとめ

被リンクを獲得する方法を3つのパターンを交えて紹介しました。被リンクはSEO的な意味だけでなく、コンテンツマーケティングにおいて、コンテンツの質を評価する上で重要な指標です。また、コンテンツの良さだけでは獲得するのが難しい被リンクがあることも紹介しました。以下が主要な点です。

  • 自社サイトの被リンク調査によりリンク獲得コンテンツ、リンク元のパターンを整理する。
  • 競合他社の被リンク調査により自社が獲得できていないパターン、自社が取り損ねたパターンを把握し、獲得パターンを増やす。
  • 被リンクの獲得パターンは、知識/知見が豊富なコンテンツへのリンク、リアル中心の企画に対してのリンク、会社関係/人間関係によるリンクの3つが典型的なパターン。
  • シェアされるコンテンツと被リンクにつながるコンテンツは異なる。リンクは、調査データや専門知識、深い洞察を含むコンテンツで獲得しやすい。
  • Web外での企画/イベントで話題が生まれ、Webの被リンクにつなげる方法では、被リンクを受けられるコンテンツを用意しておくことでその可能性が高まる。
  • ビジネスを通じた信頼関係によりリンクを獲得する場合、営業や社外への窓口担当から、パートナー企業にリンクを依頼する方法以外に、信頼やブランドにより、顧客やサービス利用者からリンクされるケースもある。

参考にして頂けると幸いです。

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