SEO検索ワードの調査/選定(SEO順位監視ワードの変更)の作業手順の説明。キーワード変更を自社サイトでやってみた。

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2013年に入り、立て続けにGinzametrics新機能リリースを行っています。

新機能はリリース前のテスト時に見て、またリリース後は自社アカウントでも見るのですが、、、そのおかげで、自サイトのSEO管理の状態、特に管理キーワードの選定がイケテナイことに気づかされ、恥ずかしながら自サイトのseo管理キーワードの精査と再選定を行うことにしました。

そのキーワード選定の流れと実作業を、このブログ記事にまとめます。

当サイトの前提

(かなりの)小規模BtoBサイトであり、更新コンテンツはブログくらい。トラフィックもページ数もBtoCサイトと違って、文字通り桁違いに少ないです。
言い換えれば、ECサイトやデータベースと検索機能が主たるコンテンツとなるサイト(バーティカル系のサイト)とは全く違い、Ginzametricsのお客様のサイトと当社のサイトは全く異なります。

それまでのSEO管理キーワードがイケテナイと気づいた理由

それまでの管理キーワードがイケテナイと気づいたのは、次の2点によります。

1.どのキーワードグループでも競合より自社の方が順位が良い

当社のサイトは、歴史もコンテンツも少なく、普通に考えれば同業の他の会社と比較して、多くのキーワードで負けている可能性が高いと想定されます。
これだけ小さいサイトであっても、管理キーワード数は500以上あり、それをキーワードグループに分けてチェックしています。

※PPCで、ワード単位でチェックせず、広告グループ単位に効果を見るのと同じことです。

しかし、いざGinzametricsでキーワードグループ単位で順位比較を行うと、、、当社のサイトがすごく良く見えます。

とあるキーワードグループ、当社(青のグラフ)が一番良いです。

seo 競合比較1

このキーワードグループも、当社(青のグラフ)が圧倒的に一番良いです。。

seo 競合比較2

またまたこのキーワードグループも、当社(青のグラフ)が圧倒的に一番良いです。。。

seo 競合比較3

確かに、当時キーワード選定をした際、ニッチニーズを狙っていました。

しかしさすがに気づきます、相当自分(自社)に都合のよいキーワード選定/管理をしていると。
これではただの自己満足に過ぎません。

2.キーワードグループをうまく活用していない

更新コンテンツはブログであり、また意識する領域もかなり絞っていたこともあり、結果としてキーワードグループをうまく活用していない状態でした。

ツールの機能テストのためにやった部分はあるものの、これでは新たな機会や、他社に負けている領域に気づけず、妥当な優先度付けや判断を行えません。

当時のキーワードの選び方や、グループでの優先度付けの仕方は、1年前はそれがよかれと思ってやったもの。

しかし、今と今後を考えると全くイケテナイため、もう少しボリュームも意識し、かつ今後の事業方向性を踏まえた形で、SEO管理キーワードの再度の洗い出しを行うことにしました。

SEOキーワード精査において特に留意したこと

SEOのキーワード選定は、何を重視し何に留意して行うかによって大きく変わります。今回は、特に次のことに留意してSEOキーワード選定を行いました。

・自社にコンテンツやツール機能があるかどうかは気にしない。
・今後の事業方向性や可能性を大いに加味したキーワード選定。
・既存の管理キーワードは、大事なもの以外は白紙。過去数値との連続性は重視しない。
・基本的に細かなニーズを拾いにいく方向だが、ビッグ〜ミドルワードも意識。

SEOキーワード調査/選定の具体的な手順

キーワード選定の手順について以前ブログにまとめました(SEOキーワード選定/調査の方法(上)【キーワードの洗い出し】)が、その内容を参考に、実際に行った作業手順を説明します。

■GoogleAnalyticsの過去の自然検索データを利用

既存の管理キーワードには縛られない形でキーワード選定を行うといっても、それでも最初に参照/利用するデータはGoogleAnalyticsです。担当者(清水)の経験という名の思い込みに依存せず、一つの事実たるデータをもとに作業を進めます。

過去半年くらいのデータを見ると、キーワードの種類は2500程度。これをベースに作業を進めました。

ちなみに、流入数トップ10キーワード(うち5つはブランドワード)の全体検索流入に占める割合は23%、同トップ30(うち10はブランドワード)は34%です。小規模サイト&ブログなこともあり、ロングテール度合いが全くもって低い状態です。

■GoogleAnalyticsデータを用いた具体的な作業手順

GoogleAnalyticsから2500キーワード程度をダウンロードし、次の作業を行いました。

1:キーワードをソートして、50音順に並び替え。作業しやすいように。

2:キーワードを上から下までざっと流し見る。こんなワードでトラフィックあったんだなという、意識していないワード群を拾い上げる(意識するようにする)。例えば「メディア接触時間」「グローバル」といったワードは、別段意識していなかったものの、色々な掛け合わせワードが見られました。

3:ビジネス上不要なデータをざっと消す。例えばTokyoOtakuMode関連、本田のuni-cub関連は、以前ブログで書いたため流入があるも、自社ビジネス上取り込みたいニーズではありません。よって削除。この段階で1100ワード程度になりました。

4:1100ワードを分けて、ニーズの塊(キーワードグループ)を作る。例えば「中国SEO対策」キーワード群、「コンテンツマーケティング」キーワード群などです。キーワードグループはは、結果として30種類くらいになりました。(同時に不要ワードを更に消す。この段階で900ワードくらい)

5:ニーズの塊(キーワードグループ)ごとに管理キーワードを精査します。
キーワードグループ毎に、以下のような精査を進めました。

5-1.更にニーズを細分化&サブグループ化。「中国 SEO対策」「百度 登録」「百度 検索結果」「seo 中国 日本 違い」「中国 seo動向」「中国 強い サーバー」「その他」など。

5-2.サブグループ毎に、キーワードを精査。(キーワードを減らすこと、増やすことの両方)

  1. 主ワードを決める/見つける。
    (実質的意味合い、検索ボリューム等を参考に)
  2. 不要なものを削除。
    ・同じ意味合い、重複管理不要なもの(「百度seo」「百度 seo」「seo 百度」など)
    ・主ワードに包含されるもの(「中国 seo 百度」「中国でのseo」など)
    ・その他不要なもの(誤入力(baido seo)など)
     ※中国系キーワードは、ブログコンテンツに流入しており総じて直帰率が高いため、
     この段階では、キーワード選定指標として直帰率は意識せず。    
  3. 同サブグループ内の一定以上の検索ボリュームワードを追加(「百度 検索」など)
    キーワードツールに主たる管理ワードなどを入れて、見つける。
  4. サブグループ内で横展開が可能なもの(「中国 検索」など)
  5. 他のサブグループから横展開可能なものがないか探る
    (「コンテンツマーケティング 事例」があるから「インバウンドマーケティング 事例」もいるだろう)
  6. 今年の事業の方向性踏まえ、想定されるキーワードを追加

5−3.直帰率が明らかに悪いワード群は消す。ブログコンテンツに流入するワードが多く、基本的に直帰率は高いも、それでも相対的に高いものは自社ビジネスとマッチしていないとして割愛。

キーワード精査の結果、400ワードくらいになりました。900ワードから減らして200ワード程度になり、横展開ワード等を200ワード程追加して、その合計で400ワード程度です。

既存コンテンツに何があるかは一旦白紙にすると共に、事業上の少し先にあるキーワード群にはやや厚みを持たせます。

■GoogleAnalytics以外のデータソース

GoogleAnalyticsは、自社にきたトラフィックは把握してくれますが、それ以外はわかりません。

リスティング広告の出稿データ/効果データをキーワード選定の情報として使いたいも、当社は広告を出していないためデータがありません。
(当該データを管理する部門に依頼して出稿データをもらい、そのデータから必要キーワードを追加するのが良いです。当該部門と意見交換をし、リスティングではお金をかけられない/取れないけれど自然検索で獲得を狙える可能性があるキーワード群を見いだせると良いでしょう。)

事業上重要なキーワード、担当者の直感、お客様の課題系キーワードは、キーワード選定において有効な元情報です。当社の場合は、私が営業担当でありサポート担当でもあるため、過去お客様から伺ったお話を思い出す、過去セミナー資料からピックアップ、ツールのメリットワードなどの洗い出しなどを行い、キーワードを追加しました。

これまで管理した500ワードとの継続性は意識しないも、ただその中で今後もチェックしたいキーワードは選定しました。今回作成した400くらいのワード一覧と、既存の管理ワードの中で重点監視しているもので付き合わせを行い、差分の中から管理キーワードを残します。

SEOキーワード調査/精査のその後

まずはこのブログ記事ではここまでとし、キーワード調査/精査の結果は、後日見てみることにしましょう。

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