SERPs(検索結果)の特徴をつかんでSEOに活用〜SERPs Feature Trendチャートの活用法〜

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SERPs(検索結果)の特徴を知ることはSEO対策の優先度をつける時に有効です。Ginzametricsでは、SERPs Feature Trendチャートをリリースし、キーワードグループ、検索エンジンごとに、自然検索、ユニバーサル検索、広告の出現数を簡単に把握できるように致しました。

今回は、SERPs Feature Trendチャートを使って、SERPs(検索結果)を分析、把握して、SEOに活用する方法をご紹介したいと思います。

SERPs(検索結果)画面は検索ユーザーの意図が反映されている

SERPs(検索結果)画面は、主に自然検索、ユニバーサル検索、広告の枠に分けられます。図で説明すると下記のような感じです(①が検索連動型広告、②がナレッジパネル、③が画像検索)。

SERPs(検索結果) 広告、ユニバーサル検索

上図には、ユニバーサル検索としてナレッジパネルと画像検索が表示されていますが、ユニバーサル検索というのは、他にもいくつか種類があります。ナレッジパネルと画像検索以外では、下記のようなものが代表的です。また、ナレッジパネルやアンサーボックスにも、こちらで紹介した以外にも更に幾つか種類があります。

ローカルパック

ローカルパック例 ユニバーサル検索

アンサーボックス

アンサーボックス例 ユニバーサル検索

ニュース

ニュース例 ユニバーサル検索

検索キーワードによって、自然検索しか出てこないケース、広告とユニバーサル検索と自然検索の全部が出てくるケース、ユニバーサル検索が2種類出てくるケースなど、出てくる枠の組み合わせは異なります。検索ユーザーの検索意図を反映していると思われます。

また、自然検索、広告、ユニバーサル検索のそれぞれの枠に出てくるコンテンツには特徴があり、大きく分けると下記のようになります。

  • 広告:購入、予約、商品などコンバージョンに近いコンテンツ。
  • ユニバーサル検索:言葉の意味、地図、ニュース、画像、プロフィールなど、特定の目的にフォーカスしたコンテンツ。
  • 自然検索:広告、ユニバーサル検索に比べて幅広いコンテンツ。

検索の目的がはっきりしたキーワードほど、その目的に合った広告やユニバーサル検索が出てきやすいようです。その観点でいうと、自然検索枠は、幅広い情報を探しているユーザーが使うキーワードほど、検索面での表示割合が高くなる傾向にあります。

自然検索枠を狙うSEO対策では、広告やユニバーサル検索が幅を効かせているキーワードを狙ったり、広告やユニバーサル検索と重複するコンテンツを作っても、仮に上位にランクインしても、なかなかクリックされずトラフィックが稼ぎづらいでしょう。

一方、自然検索に相性の良いキーワードを選び、自然検索に求められているコンテンツを作ることで効率的に検索トラフィックを獲得することができます。

SERPs Feature Trendチャートの使い方

それでは、具体的にSERPs(検索結果) Feature Trendチャートを使って、SERPsの特徴を把握し、それをSEO対策に活用する方法の例を紹介してみたいと思います。

例1:マークアップの最適化

まず、マークアップの最適化を行うべきかどうかを判断する時には使えます。マークアップの最適化は、しっかりやった方が良いのは、もちろんですが、やりきることが大変なので、優先度をつけることは大事だと思います。そんな時に、SERPs Feature Trendチャートは使えると思います。

マークアップを最適化することでユニバーサル検索の枠に入る確率を高めることができます。と言っても、アンサーボックスやナレッジパネルに入るのは狭き門のため、施策を実施したからと言って必ず入れるようなものではありません。アンサーボックス内に入るためだけに構造化マークアップなどを行うのは、ドメインが強いサイトに限っておいた方が良いでしょう。

※GoogleのJohn Muellerは構造化マークアップはアンサーボックス内に入れるべきコンテンツかどうかの理解に役立つと発言したことがありましたが、実際にアンサーボックス内のコンテンツを調べると、そうでないコンテンツも多い状況です。
参照:Google: Want Featured Snippets, Try Using Schema Markup

一方、画像検索や動画のスニペット表示については、アンサーボックスやナレッジパネルとは異なり、SERPs(検索結果)上で表示される枠数が多いため、まだ可能性があります。

画像検索枠数を示すチャート

キーワードによって、画像検索や動画のスニペットが表示される確率が、異なります。そこで、画像検索や動画スニペットがどれぐらい表示されているかをSERPs Feature Trendチャートを使って、調べてみましょう。

狙っているキーワードに対して画像検索枠の出現数が多いことが分かれば、altタグの最適化や画像のサイトマップを使う、あるいは、SERPs(検索結果)上に、動画のスニペット表示が多い場合、動画コンテンツに対して構造化マークアップを検討してみて頂くのが良いかと思います。

また、検索面上でのCTRを高める施策や検索面上での占有率を高めるSEO対策は、自然検索の順位を高める対策よりも、SEO専門でない周りの人からは意義を理解してもらうのが難しいことが多いようですが、SERPs(検索結果) Feature Trendチャートでファクトを使うことで、施策の意義を理解してもらいやすくなる効果もあると思います。

例2:流入増減の原因調査

SERPs(検索結果) Feature Trendチャートを見ていると、時々、特定のキーワードグループで、ユニバーサル検索の出現数が急増することがあります。

アンサーボックス急増を示すチャート

アンサーボックスやナレッジパネルの出現数が増えると、自然検索側のCTR/流入数が低下することがあります。順位が落ちてないにも関わらず、流入数が特定のキーワード/ページ群で急に下がった場合は、その前後で、いずれかのユニバーサル検索が増えていないかを見てみると良いかと思います。

特に順位が良いキーワード/ページ群で急に流入数が減少してしまった場合は、ユニバーサル検索の出現数が急増していないかを調べてみると良いでしょう。

もしユニバーサル検索枠の急増が原因であれば、タイトルやディスクリプションの修正だけでは、CTRの改善には限界があります。残念ですが、その結果を受け入れて、アンサーボックスやナレッジパネルの補足情報をコンテンツとして充実させ、こぼれ球を拾うなり、ドメインが強ければ構造化マークアップなどをしてユニバーサル検索内に入る試みを行うなり、別のキーワードに注力するなり、施策内容を変えることが建設的でしょう。

これはわりと残念なパターンですが、インハウスのSEO担当者は、限られた時間の中で成果を出すという宿命がありますので、頭を切り替えるきっかけにしていただけたらと思います。

例3:広告とSEOの役割分担

検索連動型広告とSEOの連携は、永遠の課題ではないかと思います。うまく役割分担ないし、補完し合えれば良いのですが、なかなか上手く連携するのが難しいようです。そこで、SERPs Feature Trendチャートを、SEO担当者と広告担当者とでコミュニケーションを取るデータとして使ってみてはいかがでしょうか。

SERPs(検索結果) Feature Trendチャートと自社/競合の自然検索の順位チャートを使うことで、下記が簡単に分かります。

  • 検索連動型広告が出やすい/出づらいキーワード群
  • SEOで順位が高い/低い(勝っている/負けている)キーワード群

そこで、2軸、4象限で下記のようにキーワードを分類して、対策の方針を共有すると良いのではないかと思います。

検索順位と検索連動型広告の4象限

各象限の方針は会社により異なるため、SEOの担当者と検索連動型広告の担当者で議論は必要ですが、論点が明確になるため、それぞれ、どこに注力していくかについて話しやすくなるかと思います。

まとめ

SERPs Feature Trendチャートの使い方を紹介致しました。GinzaMetricsユーザーの方には使いこなして頂けるよう、しっかりサポート致しますので、ご不明な点などございましたら、お知らせ頂けたらと思います。

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