SEOの勉強方法〜基礎知識から情報収集、経験蓄積まで〜

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GinzaMetricsご利用のお客様から、SEOの勉強はどうやってやれば良いかということをよく聞かれます。

サイトの規模やコンテンツ種類などによって、どこまで何を勉強すれば良いかが違いますが、勉強するべきは、基礎的な知識と、各サイト個別の知識に分けられると思います。そして後者のサイト個別の知識は、経験しながら学ぶことが多いです。

経験については、自社や他社のサイトを調査することで、加速させることができるかなと思います。

当社の場合、GinzaMetricsというSEOツールを提供していますので、業務上、日々、大量のウェブサイトをSEOのデータと合わせて見ることになります。その結果、「こういうコンテンツだと、こういうキーワードでは上がりやすい」とか「こういう順位の状況だと、このへんのリンク構造に問題がある」とかいうSEOの生の事例を、大量に見ることになります。すると、SEOの経験が少ないメンバーでも、2〜3ヶ月もすれば、擬似経験だけは多く積んだ状態になり、お客様のSEOのサポートができるようになっていきます。

そんな経験を踏まえ、SEOの基本的な知識や経験を効率的に獲得するための方法を紹介します。

基礎知識の習得

SEOに限って言えば、基礎知識は、そんなに大量にあるわけではありません。ウェブサイト運営をしたことがあれば、すでに知っていることも多いでしょう。以下では、まず、SEOの基礎知識や最新情報の収集元を紹介します。

Google検索エンジン最適化スターターガイド

Googleがもともと社内向け資料だったものを、ウェブマスター向けに公開したSEOのガイドです。クロール&インデックスされやすいサイトにするための基本的な知識で、この先もしばらくは重要と思われる大事なことが、分かりやすくまとめられています。

Google検索エンジン最適化スターターガイドは、絶対に読んでください。30ページぐらいの分量ですし、1日で読めます。この内容に書かれていることを徹底するだけでSEOのパフォーマンスが改善するサイトも多いと思います。大規模なサイトや多くの人が関わって運用しているサイトの場合、スターターガイドに書かれている基本的な事項を徹底するだけでも立派と言えると思います。

参照:Google検索エンジン最適化スターターガイド

Googleの公式情報

Googleは検索体験を改善しようと色々な機能実装やテストを行っています。自社サイトに関係ないことに振り回される必要はありませんが、SEOを行う以上、Googleの方向性は、理解しておく必要があります。

そこでまずチェックしておきたいのが、Googleウェブマスター向け公式ブログです。こちらのブログではGoogleの検索体験向上についての取り組みが紹介されています。Googleが何を重要視しているかの動向は、確認できるでしょう。最近は、モバイルフレンドリーやAMPなど、モバイル関連のトピックが多いようです。

参照:Googleウェブマスター向け公式ブログ

Googleの最新動向

多くのSEO担当の方にとって、Google検索エンジン最適化スターターガイドやGoogleウェブマスター向け公式ブログをウォッチしておけば、Googleの動向を知るには、基本的には十分だと思います。

一方、すでに多くのキーワードで上位表示されているSEOの強いサイトは、GoogleのSERPs(検索結果画面)の変更や実験的な取り組みに、影響を受けやすいサイトでもあります。SERPsの仕様が変わったために、検索順位が下がっていないのに検索流入が大きく下がったなども起きることがあります。

そんなSEOに強いサイトのSEO担当の方は、最新のトレンドを把握するために海外のSEO関連メディアの情報もチェックしておくと良いかと思います。数あるSEO関連メディアの中でも有名なのが、Search Engine Land、Search Engine Journal、Search Engine Watchなどでしょう。これらのメディアのRSSフィードを取るか、Twitterでフォローして情報をチェックしておけば、Googleの最新情報は十分把握することができると思います。

ちなみに当社のブログ内で、「GinzaMetricsウィークリートレンド」というGoogleなどのSEO関連の最新情報をまとめて発信するコンテンツを運営しています。毎週金曜に、その1週間のSEO関連の新しい情報を日本語にまとめて紹介しています。英語で読むのが厳しいというSEO担当の方は、こちらもチェックしてみてください。

日本語のSEO情報まとめ:GinzaMetricsウィークリートレンド

経験を加速させるための事例調査

SEOは経験に学ぶことが多いと思います。特に大規模サイトの場合は、基礎知識だけでは対処できないサイト個別の課題が発生しがちです。そこで、上述したような情報源から学んだ知識を自社サイトに適応して、PDCAを回し経験を増やしていく必要があります。

以下では、事例調査を通じて、経験を加速させる方法を紹介します。

検索順位調査

色んな検索キーワードで検索順位の高いページと低いページを比較することで、検索順位を決める要因が見えてきます。

都道府県の順位は良いのに市区町村は順位が悪いとか、自社と他社のサイトを比べて、エリアのページは勝っているけど、職種のページは負けているなど、検索順位の良いページと悪いページの傾向が把握できます。GinzaMetricsのようなSEOツールを使えば、自社サイト内比較、自社/他社サイト比較が簡単にできます。

外部リンクの詳細分析のリンク一覧画面
自社サイト、自社/他社サイトの平均順位を比較

検索順位が良いページ、悪いページを把握したら、その原因を考えます。

原因は、まずは、Google検索エンジン最適化スターターガイドなどの基礎知識に沿って考えてみます。コンテンツが充実しているか、内部リンク/URL/タグなどでコンテンツは整理されているか、外部リンクはどうかなどをチェックしてみます。原因と思われる仮説が突き止められたら、その仮説をベースに施策を検討し、自社サイトに実装して成果を確認します。

こうしたプロセスの中で、SEOについての理解が深まっていきます。

PLP調査

検索順位を調べていると、適切なページ(PLP)でランクインできていないことが原因だと思われるケースが見つかることがあります。各キーワードに対して狙っているページのことをPLP(Preferred Landing Page)と言いますが、PLPでランクインできているかどうかを調べることは、SEOの理解、特にサイト構造系施策の理解を深める上で重要です。

自社サイト、他社サイトでPLPでランクインできているかどうかを調べると、PLPでランクインできていないときのパターンが見えてきます。よくあるのは下記のような場合ですが、自社サイトはどういった理由でPLPでランクインできていないのかについて調べてみましょう。

  1. PLPがそもそもインデックスされていない。
  2. PLPのtitle、h1、h2などに対策キーワードが含まれていない。
  3. PLPと関連したページ(親/子ページ、同カテゴリページなど)からPLPへ、パンくず、ナビゲーション、メニューなどの内部リンクが集まっていない。
  4. カテゴリやタグの分類が雑になってしまっている。
  5. PLPの代わりに上位表示しているページとコンテンツのテーマや内容が重複している。

PLPでランクインできているかどうかを調べる時は、GinzaMetricsなどのSEOツールを使えば、効率的です。

特に大規模サイトの場合、主要なカテゴリがPLPでランクインできているかどうかをチェックするだけでも結構大変です。GinzaMetricsを使われている方は、PLPの調査では、ぜひPLPレポートの機能を使ってください。簡単にPLPの調査ができます。

PLPレポート
大量のキーワードであってもPLPのチェックが瞬時にできる

下記は、サイト構造とコンテンツ系のSEO施策をどう進めるかについてまとめた記事です。SEO担当になって間もない場合、どこに課題がありそうかが把握できても、どう改善施策を進めれば良いかイメージがつきづらいかと思いましたので、参考にしていただけたらと思います。

参照:SEO対策の取り組み方〜SEO担当になったら何をすれば良いのか〜

外部リンク調査

検索順位を調べていると、コンテンツや内部リンクなど、サイトの内部要因では、どうしても納得のいく説明がつかないことがあります。そんな時は、外部リンクによる要因も調べてみましょう。

外部リンクの多いページや、サイトは、その他の条件が同じであれば、検索順位において有利になります。そして、外部リンクを調査することもSEOの理解を深める助けになります。

リンクも自社サイト内で、リンクを獲得したコンテンツとそうでないコンテンツを比較したり、自社と他社サイトで被リンクやリンク元ドメインを比較してみましょう。するとどういったコンテンツが、どういったサイトからリンクを獲得しているかが分かるようになってきます。

外部リンクは、ただ良いコンテンツを作れば獲得できるのではなく、リンクを貼ってくれるような人に知られなければ、集まりません。そこで、リンクを獲得しているコンテンツの内容を見るだけでなく、どういう経路で、リンク設置者に認知されたのかも推測してみましょう。検索順位が高かったのか、ソーシャルメディアで拡散されたのか、コミュニティサイトのインフルエンサーと知り合いだったのかなどを調べてみると、傾向が分かってきます。

リンクを調べる時も、GinzaMetricsなどのSEOツールを使えば、調査が効率的になりますので、ぜひ使ってください。

外部リンクの詳細分析のリンク一覧画面
外部リンクの詳細分析のリンク一覧画面

SEOセミナーでの運用方法に関する情報収集

SEOの知識やテクニックに関する情報はウェブに出てきますが、SEOに関する社内での運用ノウハウなどは、なかなかウェブ上に情報が出てきません。今やSEOはチーム戦の様相が強くなってきているため、どういったオペレーションを構築するかは、SEOの重要なノウハウです。

運用ノウハウは、インハウスSEO担当者から生の情報を収集するのが良いと思います。でも、なかなか他の会社のSEO担当と接点がないことも多いでしょう。

そんな時は、SEOのセミナーに参加すると良いと思います。セミナーなどに参加するSEO担当は、熱心な方が多いと思いますので、情報交換できれば、色々とためになる話を聞かせてもらえると思います。SEOセミナーでは、セミナーを聞くだけではなく、参加者同士で交流もして、運用ノウハウも学んでください。

そこで、SEOセミナーは、交流の時間も設けているものに参加したほうがお得です。当社は月に1回ぐらいの頻度でSEOに関するセミナーを行っていますが、大半は、セミナー後に登壇者を交えての交流会を行っています。参加者さん同士でも情報交換して欲しいという意図です。もし、よかったら参加してみてください。

参考:GinzaMetricsのSEOセミナー情報

まとめ

インハウスSEOを推進する企業が増える中、SEOの勉強方法について聞かれることが増えたため、SEOの効率的な勉強方法について、まとめました。

  • SEOの基礎知識はGoogle検索エンジン最適化スターターガイドを読んで理解する。
  • Googleの大まかな動向はGoogleウェブマスター向け公式ブログで把握する。
  • Googleの最新の動向はSearch Engine Landなどの海外SEO関連メディアをチェックして把握する。
  • SEOの経験蓄積を早めるために検索順位、PLP、外部リンクなどの調査を行うことが有効。
  • 調査にはSEOツールを使うと効率的。
  • 運用ノウハウはSEOセミナーでSEO担当同士で情報交換することで学ぶ。

参考にしていただけると幸いです。

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