GoogleのSSL検索保護の衝撃(not provided問題) Google検索のキーワードの半分以上がわからなくなることとは

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昨年10月、GoogleはSSL暗号化に対応した検索に移行しました。
これは、一般ユーザーにとっては特に気にするほどのことはありませんでしたが、検索エンジン関連に関わる人にとっては、結構衝撃的なこと(not provided問題)でした。

このGoogleの変更は、情報としては衝撃的でありつつも、日本市場においては現時点そこまで実質的な影響のあるものとして受け止められていないと思います。しかしながら、USにおいては実質的な影響のあるものとして認識されています。
今回のブログ記事では、どれくらいインパクトがあるものか、当社サイトの事例をもって紹介したいと思います。

Google検索のSSL暗号化が与えた影響

当社のUSサイトで起こっていることを、そのまま書かせて頂きます。
当社サイト訪問者は、広告/マーケティング/ネット関連の人が多く、Googleログインユーザーの割合が高いと思われ、SSL暗号化の影響を受けやすい部類に入ります。

google_ssl

当社の、とある一定期間の検索トラフィックが2110であるのに対して、not provided、つまり検索キーワード不明は1193です。56.5%が検索ワード不明になっています。
当社の商品名である”ginzametrics”は169でたったの8%です。

google-ssl2

GoogleのSSL対応前のある期間を見ると、検索トラフィック2087に対して、1323 が”ginzametrics”です。63.4%がブランドワード単体です。もちろんnot providedはありません。

この数値の違いが何を意味するかは、SEM、特にSEOに関わる方であれば、よくよくわかると思います。

もともと63.4%を占めていたブランドワード単体が、今ではたった8%とGoogle Analytics上ではなってしまっています。実際には検索されているにも関わらずです。
当社サイトにおいては、今現在のオーガニックサーチの状況を分析しても、残念ながらあまり意味を成しません。

Googleの検索クエリレポート

Googleウェブマスターツールの検索クエリがGoogle Analyticsに組み込まれているので、それで一定確認することはできます。

ssl-search

“ginzametrics”でクリック数は250です。
この数字がどの程度正しいかはわかりませんが、他キーワードと比較して最もサイト流入しているキーワードであることはわかります。

ビッグワードや一定ボリュームのあるキーワードは、このレポートを確認したり、一定の計算によって、現在どの程度トラフィックがあるかは大体わかります。
しかし、スモールワード/ロングテールにおいては、集計期間に依存するかもしれませんが、正直よくわかりません。

当社のような、サイトにコンテンツも少ないスタートアップにとってはまだ理解できる範囲も少なくありません。しかし、ロングテールが肝になる大規模サイトにとっては、SEO上の判断が難しくなる可能性はあるのではないでしょうか。

当社サイトにおいては、以前からGinzametricsにてキーワード順位とコンバージョン含めたトラフィックの状況をモニタリングしていますので、大体の状況は理解できています。今後もそのデータを利用します。

でも、今の検索ワードはよくわからないんです。。

この内容を、煽ってるなあと思うか、これはやばいかもと思うかは、この記事を読んだあなた次第です。

日本においては、当社USサイトほどの影響が出ているサイトは、まだほとんどないと思います。
ただ個人的には、今のうちに数値をとっておくことをお勧めします。
当社のような状況になってから、キーワード順位とコンバージョン含めたトラフィックの状況をチェックしても、その内容がどの程度の意味を成すものかは、私としてもよくわかりません。

日本で、いつくらいに、どういったサイトで、どの程度の影響があるかは正直わかりませんが、当社USサイトで起こっていることは、領域によってはいつかくる将来かもしれません。

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