日本を救う救世主となるか?世界展開を狙う日本コンテンツ業界のプレイヤーまとめ

日本を救う救世主となるか?世界展開を狙う日本コンテンツ業界のプレイヤーまとめ

世界でジャパン・アズ・ナンバーワンと日本が言われてからはや30年。
当時日本が世界を席巻したものの一つである家電製品などの製造業も今は苦戦を強いられています。

そんな中、今でもジャパン・アズ・ナンバーワンと思えるアニメやマンガなどの「コンテンツ」。
是非日本の力を世界に見せつけて、多いにビジネスを伸ばして頂きたい。そんな個人的な思いを込めて、世界を狙う日本のコンテンツ業界の主たるプレイヤーをまとめます。

世界をとるぞ、日本のグローバルコンテンツプラットフォーマー

どんな業界でも、規格やプラットフォームをおさえた者が勝者になりやすい。
世界を見据え、着々と世界展開を押し進める日本のコンテンツプラットフォーマーです。

ニコニコ動画 海外展開を本格化

日本で特有のクリエイター/ユーザー生態系を作り上げたニコニコ動画、ついに世界を見据えた動きを本格化です。

日経記事:「ニコ動」世界へ ネット文化変え、稼げる経済圏を

初音ミクを世界的コンテンツにのし上げたニコニコ動画、二次創作という新たなコンテンツ観を作ったニコニコ動画、「才能の無駄遣い」と揶揄されてきたニコ動クリエイターたち、どう世界に広がっていくか期待大です。

世界の日本オタク好きたちのたまり場 TokyoOtakuMode

彗星のごとくコンテンツシーンに現れた、日本のオタク文化を世界に発信するTokyoOtakuMode。

日経記事:オタク文化を世界に、フェイスブックで600万人集客

tokyootakumode

日本人が運営するFacebookページでは、最多となる594万人(8月11日現在)を抱え、世界のIT業界でもっとも著名な日本人の一人である伊藤穣一さんをアドバイザーに向かえ、アメリカから一気に世界を狙います。
マネタイズはこれからのようですが、是非日本のコンテンツホルダーと徒党を組んで世界を席巻して頂きたいです。

楽天koboを通じて、日本のコンテンツのグローバル展開

今年の7月に日本でkoboを販売開始し、日本の電子書籍を一気に開国した楽天。
発売当初、ソフトウェア不具合やレビュー関連で大きな話題を呼びましたが、ことの本質は日本での電子書籍ビジネスではないはずです。

WIRED記事:攻防:ヒロシ・ミキタニが語る。 楽天 Kobo は、いったい誰と戦うのか?

kobo世界展開

koboはもともと世界100カ国以上でサービスを展開するグローバルカンパニーです。
そのプラットフォームの影響力をいかに広げ、いかに日本のマンガなどのユニークなコンテンツを妥当な価格で展開するか。

ビジネスとしてはもちろんですが、日本の近代伝統文化ともいえるマンガ文化を、更に世界に広めることにも期待です。
参考:キャプテン翼に影響をうけた海外のサッカー選手たち

ソーシャルゲームで世界を狙うGREE、DeNA

パーソナルコンピューターを、世界の子供に広めた任天堂でありファミコン。
ファミコンが20世紀を代表するゲームコンテンツであれば、21世紀のゲームを取りにいこうとするのがGREEでありDeNAではないでしょうか。

例えばGREEの場合、GREE Platformは169カ国に配信可能な状態。今年中には数百タイトルをリリースする予定です。

CNET記事: 世界展開に向け「業務オペレーションを全部変える必要がある」

ソーシャルゲーム世界大手といえば、今はアメリカZyngaだと思いますが、
ゲームの主戦場がスマートフォンに移行する中で、一気にZyngaを抜きさって頂きたいと思います。

ガラケープラットフォームの覇者 Docomoも世界を狙う

国内キャリアのDocomoが海外展開?と思うかもしれませんが、日本のIT業界の中で、過去もっとも海外展開に舵を切ったのがDocomoです。

IT業界にいる35歳以上の方なら記憶の片隅にあると思いますが、iモードの日本での成功の元に、海外キャリアに大型出資(オランダKPNモバイルに約4000億円、AT&Tワイヤレスに約1兆2000億円)を通じて世界展開を狙いました。結果としては株式評価損により1兆5000億円とも言われる超手痛い経験をしています。

あれから10年強、Docomoがまた海外を見据え始めたか?と思えるのがイタリアのボンジョルノ社の子会社化。ボンジョルノ社は世界57カ国でモバイルコンテンツ配信を行っており、約20億人にリーチできる事業を持っているようです。

ITメディア記事: ドコモ、伊Buongiornoを子会社化 公開買付で97%超の株式を取得

土管屋の意地を見せて欲しいと思いつつも、気になるのは、新社長の弱気(?)な海外に関する発言でしょうか。ロイターの記事によると、角川と組んだアニメストアについてのようですが「日本である程度の地歩を固めながら、海外でのプラットフォームを通じて浸透していくものができたらさらに良い」とのこと。

ロイター記事:ドコモ海外でコンテンツ配信強化

コンテンツの一つのポイントは二次創作?秀逸なコンテンツたち

初音ミクが世界で広まった一つの要因としてあげられる二次創作。
YouTubeのトレンドマネージャーであるケヴィン・アロッカも重要という二次創作。
参考:バイラルで広がる動画のメカニズムとは ケヴィン・アロッカ氏のTED動画より

プラットフォーマーたちの展開とどこまで直接な関係があるかはわかりませんが、
色々な権利関係うずめくコンテンツ業界において、二次創作は一つのキーワードのような気もします。

サンリオ キティちゃん

アメリカで今大人気なのがキティちゃん。
ライセンス商売のオープンさについて書かれています。
【海外向けビジネス事例】キティのキャラクターライセンス商法

こんなことは、ディズニーだったら絶対させてくれません。日本特有のゆるさゆえでしょうか。
キティ二次創作

昔の感動がよみがえる、スラムダンクの高完成度動画

直接的にはビジネスにどうつながるか、、、というのはありますが、一般の人によるコンテンツ創作は止まらない流れだと思います。
コンテンツホルダーとして、今後どうつきあっていくかは一つのポイントではないでしょうか。

私自身、マンガで何度読んだかわからない湘北vs山王の、主にゲームに夜再現ムービーです。(台湾作)
個人的に鳥肌ものです。花道アリウープあたりから一気に盛り上がります。

「灌籃高手精采大結局第二部(上)」

「灌籃高手精采大結局第二部(下)」

テレビよりもリアル、ガンプラのストップモーション動画

この動画を作るために、3000枚の写真が用いられたという渾身の作です。
こちらも台湾作です。

「Gundam & Figma Stop Motion : Saber Lily FATE賽芭」

ちなみにYouTubeで「ガンダム ストップモーション」と検索すると、300以上も結果表示されます。
「ガンダム ストップモーション」のYouTube検索結果

補足

今年、様々なプラットフォーマーが海外に本腰を入れていますが、現在の市場規模は、私がイメージしたものより大きくない状態です。
コンテンツビジネス海外展開

既存流通の延長線上で一気に大きくなるのは、一般論としてもなかなか難しいもの。

今回取り上げたプラットフォーマー各社には、是非頑張って頂きたいと思います。

インハウスSEOプロセスガイド