中国SEO対策(百度SEO対策)で知っておくべき20のこと 【詳細編】

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Googleの力が弱く百度が強い、自然検索結果エリアにPPC広告が入る場合がある、スマートフォンのSERPはPCのそれと違うなど、Googleとは違った面を見せる中国の百度(Baidu)は、SEO対策もGoogleとは異なる部分があります。

このブログ記事では中国SEO対策、言い換えれば(Baidu)SEO対策そのもの(PCサイト)について書いていきます。

※百度検索やSEO対策の概要は中国SEO対策(百度SEO対策)で知っておくべき10のこと【概要編】参照。

百度(Baidu)とGoogleのSEO対策の違い【全体】

GoogleのSEO対策において内部施策と外部施策があるように、BaiduのSEO対策も内部施策と外部施策に分かれます。
ただその前に、まずは全体的な部分から説明します。

■知っておくべき1

Baiduは、サイトが中国工信部の登録(サイト構築申請手続き)をしたかしないかを極めて重視します。登録の後にICP番号が発行されるため、それをサイトに掲載する必要があります。

中国工信部は日本の経済産業省に相当し、ウェブサイトを一括で管理しています。

■知っておくべき2

中国工信部の登録の次に必要なのが、サイトの検索エンジンへの登録です。Baiduの場合はhttp://www.baidu.com/search/url_submit.htmlから登録することができます。この登録により、Baiduに新しいサイトの存在を知らせることができます。

■知っておくべき3

Baiduサイト登録の次に必要なのが、Baiduにサイトマップを渡すことです。これによりBaiduがきちんと認識してくれます。

ただGoogleのように、ウェブマスターツールからサイトマップを渡せるような機能はまだなく(まだテスト中で一般非公開)、robots.txtにより知らせる必要があります。

■知っておくべき4

BaiduのインデックスはGoogleのそれに対して遅く、また粒度が荒い状態です。
サイトリニューアルなどの場合、Googleは比較的素早くインデックスされると思いますが、Baiduの場合1ヶ月経ってもまだインデックスされないこともあります。
例えば100ページくらいのサイトの場合、仮にGoogleは90ページ程度インデックスするならば、Baiduは70ページ程度に留まるといわれます。Baidu対策としては、よりクローラビリティを高める必要があります。

■知っておくべき5

Googleと比較してBaiduはインデックスされづらいこともあり、ページ表示速度はやはり重要なポイントです。
ページ速度に影響を与えるサーバーは、基本的には中国に置く方が良いです。サーバーを中国以外に置く場合は、CDN(Content Delivery Network)を使う方法でも良いとされます。

■知っておくべき6

Baiduは検索順位があまり安定していません。インデックスされるのは遅いのですが、その後も頻繁に順位が変わり、Googleよりも変動が大きいと言われます。

■知っておくべき7

Baiduでもペナルティがあり「違反程度が軽ければ軽罰、重ければ重罰」となります。ユーザー体験や検索結果に対する影響が大きくない場合は、不正行為で得られたPageRankを下げ、影響が大きい場合は検索結果表示されなくなります。

■知っておくべき8

そろそろ内部施策/外部施策の話に移ります。内部/外部の両方とも影響がありますが、BaiduはGoogleと比較するとよりコンテンツを重視し、内部施策の方が検索結果に影響を与えます。

では、Baiduがより重視する内部施策から見ていきましょう。

百度(Baidu)のSEO内部施策で必要なこと

Googleで一般的に大事といわれる(いわれた)各項目について、Baiduで大事かどうか見ていきましょう。

■知っておくべき9

titleにキーワードを入れるのは重要です。中国人ユーザーは左から右に読むため、重要キーワードはtitleのはじめの方に入れる方が良いです。

■知っておくべき10

titleは簡潔なものが良く、サイト内容とそのキーワード内容にするのが良いです。また単語を「_」で繋げる方が良いと言われます。

実際の検索結果を見ても、PPC広告のテキストはひたすら漢字が並ぶ反面、自然検索結果に表示されるtitleは「_」で単語が区切られています。

ワードを「_」で繋げる

Baiduが推奨するタイトルの書き方は次のようなものです。

カテゴリページ:カテゴリ名_サイト名

コンテンツページ:コンテンツキーワード_カテゴリ名_サイト名

■知っておくべき11

meta description/keywordにキーワードを入れるのは重要です。その長さは合理的な長さがよいとされます。

■知っておくべき12

h1、h2タグにキーワードを入れるのも重要です。

■知っておくべき13

リンクのアンカーテキストにキーワードを入れるのも重要です。

■知っておくべき14

ページの中にキーワードをたくさん/適度に入れることは、適量含めるのが良く、2~8%程度が良いと言われます。
Googleだとキーワード密度は昔は重視されましたが、Baiduは今も影響を与えます。

■知っておくべき15

この他、SEO上重要なことはコンテンツです。Baiduはコンテンツそのものを非常に重視しており、類似コンテンツがなくオリジナルコンテンツであることが順位に影響を与えます。
重複コンテンツにペナルティを与えることもよくあります。

■知っておくべき16

ここまで書いたSEO内部施策の中で、特に重要なものはtitleタグです。
title変更は大きく順位に影響するため、特に必要がなければtitleは変更しない方が良いでしょう。

百度(Baidu)のSEO外部施策で必要なこと

■知っておくべき17

Google同様に、Baiduでも外部サイトからのリンクは検索順位に影響を与えます。外部サイトからのリンクは質と量の両面に考慮する必要があります。

基本的にはGoogle同様の考え方ですが、大きく違うのが質の良いサイトに対する考え方です。政府系サイトが質が良いのはGoogleと同様ですが、Baiduの場合特にBaidu系サイト(百度知道、百度百科、百度文库など)からのリンクも重要視されます。

■知っておくべき18

外部リンクの獲得方法は、Baiduだからといって特別なことはなく、相互リンク、有名ブログの文章にリンク貼付け、ブログでのコメント投稿、署名部分へのリンク挿入、ナビゲーションサイトへのサイト情報登録、百度百科へのキーワード登録など、伝統的な方法が用いられています。

■知っておくべき19

Google同様、Baiduもソーシャルシグナルが検索結果に影響を与えると言われます。
Googleに影響を与えるのがFacebook、Twitter、Google+と言われるのに対し、Baiduに影響を与えるのは人人(renren)、新浪微博(weibo)、优酷(Youku)、QQ空间(Qzone)などのソーシャルメディアです。

■知っておくべき20

検索結果にBaidu関連のサイトが表示されることが多いため、百度知道や百度身边などに対してワード登録したり、ドキュメントや動画をアップすることは重要です。これはまた、Baidu関連サイトから被リンクをもらうことでもあります。

例えば百度百科に、自社名や商品名を登録し、その内容に自サイトへのリンクを含めるなどの方法がとられます。

今回は、以前書いた中国SEO対策(百度SEO対策)で知っておくべき10のこと【概要編】 の続きとして、その具体的なSEO内部施策/外部施策について書きました。

スマートフォンSEOは、検索エンジンシェアの動きも激しくて変動要素も大きいため、その動向は捉えつつ、まとまった段階で記事かしようと思います。

Ginzamarkets(http://www.ginzametrics.jp/) カントリーマネージャー 清水昌浩

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Categories: SEO.