2012年 Ginzamarkets 7大ニュース

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2012年の暮れに、色々な会社が「2012年@@@10大ニュース」といったものを出されていました。

2012年検索エンジンマーケティング業界10大ニュース(アイレップ社)
アドテク10大ニュース2012(スケールアウト社)
2012年アクセス解析業界10大ニュース(真摯社)

ただここで私が同じようなものを書いても被ってしまいますし、
私自身この1年を振り返る、「2012年 Ginzamarkets 7大ニュース」(清水主観の東京視点)を書きたいと思います。

2012年、Ginzamarketsでこんなことが起こっていたんだね、と目を通して頂ければ幸いです。

1.エンジニア採用のヨーロッパシフト

1年前はエンジニアはシリコンバレーにいましたが、2012年はエンジニア採用を思いきってヨーロッパシフト。その結果現在ではポーランド、オーストリア、スペイン、イタリアにエンジニアがいる状態になりました。

シリコンバレーのエンジニア獲得競争が極めて激しいという事情もありますが、ヨーロッパ、特に東欧の人は数学的に強く、かつ問題解決志向に優れる人も多く、ヨーロッパシフトした結果として当社の開発スピードも高まりました。

また、メンバーがアメリカ、ヨーロッパ、アジア(東京に私)に分散されたことで、特別な意識をすることなく、これまで以上にグローバルを見据えた活動を行えるようになったのは思わぬ副産物です。

2.Ginzametricsの機能拡充

この1年でGinzametricsは大きく変わりました。

機能は大きくダッシュボードタブ、ページタブ(ページを起点とした分析)、キーワードタブ(キーワードを起点とした分析)、リンクタブ(外部リンク系)、アドバイスタブ(自サイトのソース分析結果)、競合分析タブ(自社/他社比較)に分かれますが、全て1年前の画面/機能と違う、もしくは新規に追加されました。

・ページタブ関連:ソーシャルシグナル機能をリリース
・キーワードタブ関連:新しいキーワードレポートをリリース
・リンクタブ関連:SEOMozとパートナーを結び外部リンク分析機能をリリース
・競合分析タブ関連:SEO競合分析機能をリリース

個人的なお気に入りは、自社/競合比較です。キーワード単位で比較し、よそがうまくやっているけど、自社は実は下位表示しているものを自動的に洗い出します。SEO上新たな機会を見つける上で、必須の情報だと考えています。

2011年10月の自身のセミナー資料にある、Ginzametricsの機能紹介部を見ると「現状のGinzametricsはスタート地点」というページタイトルと共にその当時の機能が説明され、次のページには「今後のリリース機能」がたくさん書いてあります、苦笑。

Ginzametricsは1年前から大きく変わったものの、SEO業務に必要な機能で不足しているものもやはりあります。「Ginzametricsを使っていて良かった」「Ginzametricsがあると助かる」と多くのお客様に言って頂けるよう、引続きスピーディーな開発/機能拡充をすすめます。

3.安定性、安定性、安定性

開発スピードとサービスの安定性は(少なくとも私の理解では)トレードオフになりやすいものだと思います。
当社のような競争速度の速い領域にいるスタートアップにとって、スピードは生命線です。その一方で、エンタープライズクラスのお客様に提供するサービスであるため、安定性が求められます。

2011年の中盤まではスピードを最優先させました。2011年の秋口より安定性とのバランスを考え出しました。そして2012年は、更に安定性を高めるために力を注いだ1年でした。

サービスの「安定性」には様々な観点がありますが、私自身が特に留意した点は、画面の反応速度をスムーズなレベルに保つこと、不容易なバグを発生させないことです。ツール利用時に、余計なストレスを感じず使って頂けることを目指しました。
サービス全体としては、EU/スイスー米国間セーフハーバー協定の認定取得を通じたセキュリティ強化、システム内部のインフラ刷新、クラウド環境の再精査なども進めました。

2013年もよりいっそうサービスの安定性に配慮し、ストレスなくGinzametricsをご利用頂けるようにします。

4.ロシアやブラジルでも受注。日米以外でもお客様が増加

Ginzametricsは55カ国でご利用頂けるものの、営業/マーケティング面での拠点がシリコンバレーと東京ということもあり、以前は日米以外の国にそこまで多くのお客様はいませんでした。

2012年は、以前よりも日米以外からのご利用も増え、インターネットの力を感じた1年でした。

例えば、ロシアの最大手EC企業であるOZON.ruにもGinzametricsをご利用頂いておりますが、当社のことを知ったきっかけは、ロシアで「enterprise seo」と検索したら、当社のUSサイトが1位表示されたからだそうです。

5.インハウスSEO業務ガイドをリリース

当社のようなエンタープライズSEOプラットフォームは、アメリカにおいてはSEO業務のインハウス化の流れに合致した広がりを見せています。

日本でもSEOをインハウスで行うという機運が以前になく高まったのが2012年だと思う一方で、書籍やネット上にある情報は、その多くは、アルゴリズム関連、USトレンド関連、技術面のもの、概念的なものが多く、企業の内部でSEOを反復可能な業務やプロセスとして行うための情報は多くない、もしくは断片的であると感じていました。

Ginzametricsのお客様にとって必要な情報だから、という理由からまとめはじめたものではありますが、「インハウスSEO業務ガイド」という形でまとめることが出来ました。

反復可能なSEO業務/プロセスとして情報をまとめたこともあり、SEOの基礎的知識(書籍などで読んでくださいという前提)や技術的な情報は割愛していますが、何らしか企業内でSEOに関連する方の参考情報になれば幸いです。

社内SEO担当者のためのインハウスSEO業務ガイド

6.日本でのセミナー、申込者が100名を超えるように

2012年も、不定期で自社開催セミナーや他の会社様との共催セミナーを行いました。

かなり個人的ですが、自社開催セミナーでお申込者100人超えを一つの目標としていましたが、11月に開催したセミナーで120人もの方にお申込頂きました。
当日の参加率も8割近くと高く、また実際ご参加頂いた方から「良い内容だったよ」「あれだったらお金とって良い内容でしょう」などと概ね良好なフィードバックを頂けました。

また、2012年も最後の最後に大阪でセミナーを行うことが出来ました。

2013年もセミナーなどを通じた情報発信を行って行きたいと思います。

7.パンダアップデート/ペンギンアップデート

当社そのもののことではありませんが、2012年はやはりこれは外せない年となりました。

Ginzametricsのお客様のデータを拝見したり、それ以外の方などとの会話などからも、それなりの割合のサイトが大なり小なり影響を受けていると感じます。

ビッグワードがずっと上位表示されていたのにあるときから遥か彼方にいなくなり、どうしようもないとうなだれている方の話を聞いたことがあれば(何かしら身に覚えがあるという場合がほとんどでした)、指標が良くなっているので何か工夫したのか聞いてみたら、何もしてないけど周りが落ちたっぽいですねとの感想を伺ったこともあります。

後者の場合、本当に何もしていないわけではなく(リンクは買っておらず、普段から有用なコンテンツを作っており、データも頻繁にチェックしてユーザーニーズは大体わかっている状態が普通であり、それ以外には)何もしていない、という意味です。

SEOは、ご存知の通りSearch Engine Optimizationの略であり「検索エンジン」最適化です。単語だけ見ると、そこにユーザーは存在していません。

検索エンジンは、一貫して検索ユーザーにとって有用なコンテンツを返そうとする方向にあります。
検索ユーザーのニーズを把握(キーワード調査)し、どのニーズまで自社でカバーしようとするか定め(対象キーワードの範囲決め)、カバーするためのコンテンツを作る、という言われてみれば当たり前のことを工夫を凝らして当たり前にやっている会社は、個々のアルゴリズム変更に一喜一憂することなく、対応を進めていたように感じます。

終わりに

上に書いたことの繰り返しではありますが、「Ginzametricsを使っていて良かった」と多くのお客様に言って頂けるよう、スピーディーな開発/機能拡充をすすめ、かつサービスの安定性に配慮し、ストレスなくGinzametricsをご利用頂けるようにしたいと考えております。

2013年も、Ginzametricsをどうぞよろしくお願いいたします!

インハウスSEOプロセスガイド

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Categories: GinzaMetrics情報.